"韓国ツアーDAY1"
2006年06月24日(土)韓国シンガル
10匹 天気:晴れ 水温:たぶん22℃℃気温:30℃℃手段:アルミV12
そんな訳で韓国です。あちらのプロ団体の大会にプレス兼選手として行ってきました。日本の有名プロ2名と一緒に。オレはもちろんオマケですよ。んが、しかし、人生初のトーナメント参戦!(除くシーバスとか2人乗りとかmini大会)。ワクワクです。普段からバスは自力で釣るをモットー?で釣りしてます。同行者がその場に精通してる初場所じゃ無い限り、場所や釣り方については全て自力で探す。他からの情報は仕入れない(だから釣り情報HPも殆ど見ない)。もちろん大会でもそのポリシーだけは貫きとおし・・・・たい・・な。
前準備
と、イキがったものの、さすがに外国の初めてのフィールドなので、タックル制限的に基本的な情報を聞き込み調査したところ、オレの中では「八郎潟」に近いかナーって感じでした。2年前にも同じく日本人選手が複数そこで釣りをしたのですが、その時はボート禁止だった湖の「特別解禁」だったそうで、もうスゲーツレツレだったとか。普通に巻物で50アップとか。
そんな訳でほぼ八郎潟タックルのままのセットで臨んだわけです(これが大失敗)。
ワールドCUP韓国戦開始数時間前の激盛り上がりの中、ホテルでセッティング。この時は夢見がちなセット(笑)。んで、厳重に梱包してバズーガにロッドを入れてきたわけですが、ホテルでそれを取り出すときに壁に強打!一番高価なテムジン電撃がポッキリ(涙)。
そんなこんなで寝たの3時なのにホテルロビー5時集合(涙)。ネミー。韓国の人たちは、朝飯をしっかり採るんです。ってか、お客から従業員まで全員TVのサッカーに釘付けでしたけどね。しかも追加得点入れられるし。みんなスーパーLOWに(笑)。
で、会場到着。
ここは貯水池。免許の関係でオレは43lbsエレキのみのアルミV。琵琶湖を1万分の1に縮小したようなカタチの池で、スタート地点が近江大橋。大浦までエレキで1時間くらいかなーって規模。余計わからん?西湖くらいかな?
前日プラ開始
とりあえず反時計回りに一周してみる。すんげー暑いので、ワンド奥は無視して急斜面っぽい右岸から見て回った。
一箇所岩が露出してるところがあったので、まずはそこで様子見キャスト。フットボールに1回触った感触あり。かなり岩イワで良い感じ!浅い方へ投げると小さいバイトが多発!なんだろう?
意地でも釣って正体暴く!
小さいワームに変えて答え一発。ギル君でした。婚姻色なので、バスの産卵は終盤~終わりなんでしょうかね?
先へ進むと赤土の結構鋭い岬があったので魚探かけたら50cm~2mまで良い感じに落ちていた。ご当地リグの「ジグヘッドワッキー」を投入!(※日本でジグヘッドワッキーが流行ったのは、2年前にここに来た日本人選手達が韓国選手のそれを見てマネしたのが始まりです)。
強烈なギルバイトを我慢してるとバスが食って、初コリアンバスゲッツ(嬉)
走り回り系のヒキで、姿見えるまでサイズが解らない。釣った後も八郎潟バスみたいに死ぬほど暴れます。
ここでもう1匹追加して「岬系か?」って思った。それに続くワンド系を同じ釣りで流すもギルバイトのみ。ワンド奥をじっくりやって釣れないことを確認して、次の岬へ。
したら釣れましたよ。
タックルもワームもまんま八郎セットで。ちょいとサイズが小さいけど・・・。
しっかし強烈に暑いです。湿度高いし。無風だし。風さえ吹けばもっとバンバン釣れそうな気はするんだけど、なかなか風が吹いてこない。
山が近い左側を流し終える。岬状の岩系を狙って5匹くらいキャッチ。釣り方は全部、ワーム落としてギルに遊ばせてバスを待つ方法。韓国でもじゅうぶんに効くギルパターンでした。周りの韓国人選手は誰も釣ってなかったので、ひょっとして良い感じじゃね?ってちょっと思った。
続いてなだらかな地形っぽい左岸へ横断。山木さんが浮いていたので様子を窺うもダメらしい。しばらくボートを寄せてマッタリタイム。
近くには韓国No1プロのジョンさんが浮いていた。バイブレーションのリフト&フォールをしてる。先週の大会のウィニングパターンらしく8~10キロコースなんだって!マネシテTNを投げるもサッパリ意味が解らない。他のボートが3連発したりと、確かに釣れるみたいだけど。
上の写真奥に写るのが大きなワンド。工事もしてるし、ワンドだし、結局一度も行かず。それより下流側もぱっと見は浅そうなので、そっちも行かず。自分の中ではすっかり「岬or岩系」になっちゃったので、もう1回対岸へ戻っておさらい(今思えばコレが失敗か?)。
朝のおさらい
朝釣れたような地形を重点的に釣る。↑これが最大だけど、もう一発推定50クラスも掛かった(すぐ外れたけど)。やっぱりこの釣りだ!これしか無いって感じ。こっち岸ではオレ以外誰も釣ってないし(プラだからかと思ったけど、みんな真剣に釣りしてた)。
一番奥のストレッチが良い感じのゴロタなんだけども、悪い水が溜まりまくっててバスッ気無し。ダムサイト周辺も見に行ったけど、なんか雰囲気が悪いのでパス。
ちょっと上流側に木がオバハンしてるストレッチがあった。タイヤの護岸もあり。唯一のシェードか?って事で行ってみた。んで、ここまで来ると急激に水が良くなった。釣れそう!
今日は日本のプロ2人に韓国取材斑が同船してて、日本から我々と一緒に来た○りビのカメラマさんがオレのボートに乗ってる。もちろんオレが取材対象になるわけはなく、単純に乗るボートが無いから乗っている訳でして、暇そうで釣りしたそうなので、後ろでギル大好きバークレーワームを投げてて貰ってた。ギルバイトの有無チェックで。
そんな訳で上の写真の右端に写ってるのが、オバハンストレッチ。その左にちょっとだけ岩系の岬あり。
2つめの釣り方発見
で、この岩岬でカメラマンさんに投げて貰ってたパワホ3インチJHに3発くらいヒット!
凄い!って事で、オレも同じのを投げたら今まで釣ったのと明らかに違う系統のバスが釣れた。
サイズは普通だけど、対岸で釣ったのと、模様とか色が違う。明らかにこっちの方が良い感じ。ウエイトもあるし。っても、口に傷が多いのが気になるけど
7キロパターン発見!!!(ただし、オレではなくSHINGOさんが)
で、ワンドを挟んで隣の岬周りにSHINGOさんが浮いてた。で、釣ってた。その釣ってるバス見てタマゲタ!!サイズはデカイしバンバンに太ってる!色もオレのとは明らかに違う!しかも、周囲でボイルしまくり!すんげー。6キロは軽くて7キロの可能性もあるらしい。すんげー。オレは良くて4キロ、たぶん3500gで終わる感じだけど・・・。
「ここだけ西湖みたいだよ!」ってSHINGOさんが言う。いーなー羨ましい・・・。チョットだけ投げさせて貰うも、やっぱりいくら日本人同士とはいえ、他人の見つけた場所でやるのは気が引ける。
ただし、こっち岸は明らかに水が違うので、同じようなシチュエーションだったら可能性はアリアリ!ってことで、地図と風景見ながら上流へ向かう。インレットに絡んだサンドバーを発見。良い感じに弱風も当たってて湖流の潮目もハッキリ。風裏側を何気なく見てたらスーパーボイル祭り開始!デカイバスが何匹もイルかジャンプしてた!見つけた~~~ってエレキ全開(でも遅い)でボイルスポットへ。バイブレーション投げまくる。近くに居た韓国人選手もそれに気づき応戦。2人で投げてたらどこからともなくバスボートがいっぱい集まってきた(苦笑)。あげくオレ側は釣れず正面から投げているボートだけに3連発!ジグチョ~~~~(涙)。ってか、真正面からバイブレーションフルキャストすんなよ!怖いよ!
あ、なんか、負け惜しみっぽいっすけど、って負け惜しみですけど、完璧に釣り負けたのでさっさと退散しました。
つーか、SHINGOさんのボイルスポットは良い感じに岸に囲まれた岬の裏側の比較的狭い所だったのですが、こっちは沖合の水中サンドバー絡みで、殆どオープンウォーターに近い所のボイルなので、偶然ってか再現性が乏しいかなーって感じでした。負け惜しみですけど。
そんなこんなでプラ時間が残り僅か。会場近くには湖上ヘラブナ小屋がいっぱいあって、近くに浚渫もあって、ヨサゲだったのですが「ヘラ師が居たら釣り禁止」ってルール。明日は日曜日なので、きっと小屋全部に釣り人が居るんだろうな~って想像してたので、全く手を付けてなかったのですが、これがまたまた失敗の元とはこの時点で知るよしも無く・・・。
3500くらいかなー
そんな訳で、オレ的には湖の奥の右岸の岩岬でギルが居るところでフリックシェイクのジグヘッドワッキーとセンコー6インチとパワーホグ3インチのジグヘッドと、カメラマンが連発した岬&岩のパワホの2本立てで行くことにしました。んが、ここはブーム期の河口湖並みにオカッパリがいっぱい居るんです。明日もショア大会並催らしいので、バッティングが心配・・・。日本人のボート見たらヘビ常を遠投してくるって冗談とも本気ともつかない事言われたし(実際そんな事はありませんでした)。
その2つの釣りで、700×5匹で3500gくらいかな?イレイザーのベリーまで曲がった推定2キロが入るミラクルが起これば5キロ弱。いや、ソレは無いな。気になるのは風。今日は終日無風だったので、風が吹けばすげー釣れそう!オレじゃなくて、バイブレーションやってる人たちが!(現地プロの8割はバイブレーションでした)。
↓相変わらずメモってないし計っても居ないのでテキトーです。