"天の恵み"
2000年06月21日(水)八郎潟
30匹 天気:曇り時々晴れ 水温:気温25℃℃気温:水温26℃前後℃手段:アルミV12ft
プラでなんにも見えてないまま2日目に突入。好材料が少ないけども、今日は曇りらしい、、、、ムフフ。
今日はボート2台借りてカミさんとは別々に釣りをする。岸沿いの釣りにおいて、1人で釣りをするのは非常に楽チンチンなのだ。
■ワッキーリグ
俺は12vのアルミを借りて朝7時過ぎに湖上へ。まずは昨日の夕方にアシに引っかけちゃってラインブレイクしたHMKLバズを回収しに行く。昨日はバスボートだったので、岸に寄れなくて回収できなかったのだ。ヤマダテしておいた場所に入るが、、、、ガーン!無くなっているよー。ボート屋は6時から営業だからね、他の人に先に回収されたようだ。あーあ。
気を取り直してリップラップ側をゲーリーバズとスピナベでざっと流す。たぶんこれは釣れないハズ。速いルアーに反応しないハズ。100回キャストして出なかったら諦めよう。
で、78回で諦め対岸へ。
一番おいしいポイントはカミさんに譲ってやって、その先から入る。ラバージグはちょっと違うと感じつつも、岸際を打ちまくる。センコーだったら釣れるんだろうなぁと思いつつ。でもなぁ、4月からセンコーばっかりやっているからねぇ。今回は敢えてセンコーをちょっとしか持ってきてないのだ。
魚影の濃いエリアに突入し35センチクラスがジグで釣れるけど単発。やっぱりラバジは違う感じ。
ここで、ふと思い出す。ワールド第2戦で優勝した小島プロの「アフターのバスにはワッキーリグが効くんですよ」つー言葉。そっかワッキーか。
スピニングタックルでカットテールのワッキーを試す。と、一発でヒット!うぉーービックリしたー。スピニングの方がやり易いんだけど、取り込みに時間が掛かるのでベイト+センコーに変える。こちらも一投目からヒット。アシより2m手前の1.5mラインで割と順調に食ってくるけど、ワッキーだとフォールが遅くてかったるい。つーか、この遅いフォールに反応しているのは解るんだけど、ちょっとダルいなぁ。なので、ファーストブレイクをフットボールで流したりしたけど釣れません。あーあーどうしようかなぁ。
エンジンで大移動して先月よく釣れたとこに移動しようと思ったが、恐らくカミさんが先に入っているはずなので途方に暮れる。
■対岸へ
昨日からこっち側の岸際はダメダメなので、ちょいと深めを狙ってみる。スプリットショットでゴロタの切れ目を流すと、マメさんがヒット!途中でオートリリース。フックをバーブレスにしてしばらく流すと、それこそワンキャストワンバイトでマメの嵐。でもバープレスだからジャンプ一発でさよなら~
ぜんぜんダメだ。マメしか釣れない。ならばと、RS150やらコンバットクランクやらでゴロタの切れ目をトレースするが、ハードルアーだと余計にサイズダウン。なんでやねんもう。またまた途方に暮れてしまう。昼前になり厚めの雲が空を覆ってきた。風もピタッと止まり、なんだかトップな感じになってきたぞ!
再び西岸へ戻りガマの岬へ移動。FOXBATにPOP-Xを結んで岬の先端へキャスト。一本だけひょろっとはみ出したガマにルアーが引っかかる。ちょっと煽って外そうとした瞬間、ガバ!でたー!けど、乗らない。ちょっとボートを進め同じ様な条件を探し2度目のバイトでやっとゲット。よっしゃーこれだ!
今日はこのパターンが使えるぞとほくそ笑んだものの、雲が無くなって再び好天に、、、あぁぁぁ、、、、昼に一旦ボートを上げて休憩。午前中はピッタリ20本ゲット。
■俺が並木さんか村田さんだったらなぁ
12時半に午後の部スタート。ボート屋前のガマ地帯でセンコーで1本ゲット。このままセンコーを使い続ければポツポツ釣れそうだ。でも、今回は封印しよう。雲が再び空を覆っているんで、POP-Xをキャストしてみる。岬状のアシつーかガマのサキっちょに居るんだよねぇバスが。ところが、その超ピンスポットに落とすのが難しい!10センチ内側にズレればガマにルアーが引っかかり、外にズレるとバイトなし。オーバーヘッドでフライ気味に落とせばラインスラッグが風に煽られリトリーブコースがズレるし、ライナー気味に投げれば着水音が大きいし、、、、
成功率10%のキャストで岬を打ちまくる。なんとか1本ゲットしたものの、キャストの未熟さが悔しい!ギリギリ狙ってアシに絡まって絡まって、かなりストレスが溜まる感じ!あーもっと上手くなりたいよー。
POP-Xは結構出るんだけど、フッキング率が悪いので、DUOのチャグペッパーに変える。ロッドもFOXBATから601MFBにチェンジ。これはいい感じのバランスだ。ルアー自体が重いのでキャストも大夫楽になった。更にフックをダブルフックに変えているので、根がかりもスーパー減って快適に釣りができるぞ!でも、相変わらず乗らないよー。ダブルフックに変えて、浮き角度が変わっちゃったのかな?とにかく乗らない。昨日から通算11バイト連続乗らない!新記録!一回だけ乗ったけど、アシに絡まれ忍法「身代わりの術」で逃げられちゃったよ。トホホ.....
■サムペンシル
途中ですれ違ったお客さんと会話する。この人は昨日からセンコーでいっぱい釣ってたそうだが、午後になってさっぱり釣れなくなったという。そーかそーか、その言葉を聞いてちょっと安心。心の片隅に「センコーだったらもっと釣れるのか?」っていうわだかまりがあったけど、それを聞いて吹っ切れた。もうトップだけやろーっと。「午後はトップに良く出ますよー」と言って別れた。
こんなにバイトがあるのに乗らないルアーでやるのはもったいないつーことで、ペンシルに変える。今回初登場のファットサムペンシルを結んでみる。
んで、ボートポジションも変え、岸に直角に撃つのをやめて、ボートを岸に着けて平行に撃ってみる。風弱いので、ラインスラッグさせコントロールすれば、かなり岸スレスレをトレースできるぞ。
バイトは減ったもののフッキング率が良くなった。こんな事だったら最初からサムペンシルキャストしれてば良かったか?まぁ乗らないのもトップの楽しみの一つなんだけどねぇ。夕方まで投げ倒し、午後の部10本目をゲットし2日目を終えた。ここ3年くらい、夏に八郎潟へ来るといつも決まって毎日快晴で、なかなかトップの釣りはできなかったけど、今日は久々に楽しい一日を過ごせたよん。天気の神様サンキューって感じ。
ちなみにバイトは20回以上あった。あと、これだけペンシル・ポッパーに反応しててもバズベイトには出ないんだよねぇ。ガマの岬の先端でサスペンドしてて、遅い動きにしか反応していないっぽいのだ。速い動きに反応するのは30センチ以下のマメさんばっかりだったっす。
フォトギャラリー
トップで釣るとついつい写真を撮っちゃうのだ。
本当はボートデッキに魚を置きたくないんだけど、トレブルフック恐怖症の俺は口を持って撮影するのが超怖いのでやむを得ず置いて撮影。つーかー、ルアーを外してから口を持って撮影すればいんだけど、やっぱりルアーをくわえたまま撮りたいしねぇ。バスさんごみんなさい。
本日の釣果:30本 40クラス2割、マメ2割、35前後メインつー感じ
本日のメインタックル:TDバトラーHarrier TD-BA 7011HFB +TDX103HV+SuperGTR20lb+ラバジ、センコーなんかがメインの20匹
ハートランドクロスX601MFB+TDX105HV+SuperGTR20lb+POP-X or サムペンシル×10匹