"6月のGo86ツアー2016 1/3"
2016年06月21日(火)八郎潟
19匹 天気:晴れ 水温:20度℃気温:18~25℃手段:第二トロ丸
6月下旬の八郎潟3日間の旅です。ポストスポーンなのかアーリーサマーなのか?小バスちゃんたちは釣れるんかい?トップもありだし、スモラバとかミドストもやってみたいし、もしかしたら沖の浚渫もありかもしれない、ってことでスタメンタックル15本、予備ロッドも入れると30本近くクルマに積んでGo86。結果的にはバズと撃つ釣りがいい感じでした。
アシ撃ちは終わりっぽいらしい
そんな訳でタックルを少しでも絞りたいので出発前に池ちゃんに電話したら「アシの中より外側のネコリグとか良いらしい」とか「小さめのサイズも釣れ始めた」ってことなので、スピニングも用意することになって余計タックルが増えたというオチでした(*´ω`*)
今回は3日間の予定なので得意の「3日めはスピニングのみ」を是非とも実行してみたい!(結局やりませんが)。
そんなこんなで朝の気温は18度。薄曇りの曇天。そんな寒くはなくて薄めのロンT一枚で出撃です。水温は20度前後。水位は満水。
無風ベタなのでトップウォーターの釣りからスタートです。基本晴れ予報なので朝のうちにトップで釣りたい(-ω☆)
朝のバズベイト祭り
バズベイトをメインとしつつ、要所要所でポッパーとハネモノをキャスト。
例によって激シャローの生命感は薄い感じ。だいたい6月の朝イチはやや寒いんでこんな感じなんですよね~。普段は「ベイトフィッシュイーターフィッシャーマン」なオレですが今回は「生き物の気配を感じるフィッシャーマン」に変身しております。生き物感が薄いなぁ。トップはダメかなー。
などと半信半疑でバズを巻いてたらチョッと小さいバイト。魚種不明(後に小雷魚だったと確信に至る)。
そして遂に!ヌワンとバズベイトが襲われた!
めっちゃ引く~~~。バスってこんな引くんだっけか?っていうくらい引く。
トレーラーフックをパスしてメインフックが目の下あたりに刺さってた。これの影響なのかめちゃ引いたっ。痩せ型だけど写真みると尻尾が立派ですね(*´ω`*)
縦ストというか水深のあるアシ・ガマ周りにはポッパーを投入するもNG。もうちょっと経ってシオカラトンボのスポーニングが始まると、小バス達がポッパーによく反応するようになるけど、まだそこまで季節が進んでないみたいです。
そして前方のちょぼアシ周りでボイル!おおおお!生き物感が出てきた(-ω☆)
OSPゼロワンバズの比類なき遠投性&直進性を活かしボイルしたところを直撃!したつもりが70cmほどズレた(´・ω・`) けど、そのまま巻いたらバイト!
これまためちゃ引くーーーー。半端ない引きの強さ((((;゚Д゚)))) スタリオンぶち曲がり!サイズは45くらいだけど、なにしろ引きの強さ&スピードが半端ない。ちょっとビビッてランディングネットで掬おうとして・・・
Gone・・・なんちゅーか、引きが強すぎて片手でロッドを立てられずあたふたしてたら逃げられました(´・ω・`) で、バラす直前にフックの掛かり方を見たら、トレーラーフックをつけるためのシリコンパイプが邪魔してた感じ。あのタイプは凄く気に入ってるんですが、OSPゼロワンバズはフックの根本にもっこりした鉛部分があるんで、その部分にパイプが干渉してた感じでした。ってことで、ここからはトレーラーフック無しに。
確かこのあともう一発緩めのバイトがあった(記憶が薄れ気味)けどあれも今思えば小雷魚の仕業ですね。
んで、3発目のバスのバイトは波平パターンのやつ。倒れたアシに沿って浮いてる系。
これはエサ食っているのか半プリなのか謎ですが、いいコンディションでした(*´ω`*)
ちょっとエンジン移動してオレの大好きなバズ場へ。テーブル状の激浅スポットにはハネモノやデス5ノーシンカーも入れつつ。背の高い葉っぱの奥には高比重NS系もたまに落としてみます。
ハネモノ・デス5は完璧ノーバイトでしたが、高比重NS系には高反応!
が、しかし・・・
(´・ω・`)
バズにでるならば、と、シャッドテールノーシンカーの表層巻きもまーまー投げてるけどノーバイト。
気を取り直してバズベイト流し。7時半になるともう既にお陽様は高めです。そしていつ風が吹き始めるか分からないので、気持ちが焦るんですよね~。じゃっかんの南の微風になってきた!ヤバイ!
わりと大きめの地形変化に差し掛かった時に久々のバイト!
割りと手前から出てきた感じ。岸ベタではなくその手前の岩周りから湧いてきた感じ。この手のは狙いづらいというか満足度低め(*´ω`*) できれば岸スレのカバー絡みで狙って釣りたい。贅沢ですが。
ほんでもってこの頃に一旦雲が厚めになって、太陽が上がり気温も上昇傾向に。そしたら猛烈に増える「生き物感」。ここらから水質が良くなった(バズ後方の泡が出なくなった)のもあってか、岸スレに多数のマゴイの姿を見るように。あげく葉っぱ周りではボイル音もするように。恐らくエビボイル。鯉もエビを食っているはず。なので、石に頭突っ込んでいるコイがいっぱいいるところ=バスも居る。はず。
そして連発!
いやぁぁシビレルわ~バズベイト。でもこのバスはかなり尻尾の下が欠け気味でした。6月のバズはフライガードのオスがよく釣れるイメージですが、今回は岸スレでフライは見えずでした。水が濁っているのもあるけど、見えるときはかなり見えるんですよバスの稚魚玉が。
7月以降にバズベイトに出るのはバイトがもっと派手だったり、ちょっと遠くからでも引き波立てて襲ってきたりします。そんな状況ならバズベイト以外のトップウォーターもよく釣れるんですけどねー。今はまだそこまでは行ってない感じです。なので(目視できないけど)フライについてるのが出てる、もしくはまだ完全に回復しきれてないのがバズにでてるのかなーっていう感じでした。出てくるポジションとバイトの仕方から想像するに。
いやでも、いろいろ投げているけどバズベイト強し!またまたバイト!
逃がした(´・ω・`) ミス多いなー
けども、見える鯉の増加とともにバスのバイトも増えた!
ちょっとサイズダウンだけどやっぱり嬉しいバズフィッシュ!
バズを入れられない角っこで水面に怪しい盛り上がりが!すかさずファットイカ投入。落としても食わなかったんで、トィッチで引いてみたらスパっとワームが消えてヒット!
かなりのやられキャラ。ファットイカのツィッチで釣ったけども、それならデス5NSで釣りたかったw
はい。ここらでちょっと強めの南風に。日も昇ったので違う展開へ。
昔バズベイトが大炸裂したときにまーまー良かったストレッチへ移動。翌年以降も何度か入ったけど再現無し。そして今回も再現せずw
葉っぱを打ってみる
恐らく八郎潟で人気・実績No1の高比重NSはファットイカだと思うんです。よくアシに引っかかってるの目撃するんです。でも天邪鬼なオレは使いません(*´ω`*) けども、うちの店のオリジナルストレートフックとの相性が気になったので今回は使ってます。
そんな訳で、ハイシーズンは過ぎたっぽいけど、せっかくなので葉っぱ撃ちしてみます。過去に散々やったので、この数年は「アシウチ飽きた」なんてホザイてましたオレ。けど、しばらく離れるとまたやりたくなるんですよね。何故なら凄い浅いところの葉っぱ周りとか背の高い葉っぱの凄い奥の方へマグロでも釣るんかい!っていうくらいごっついタックル使って狙う釣りってバス釣り以外皆無ですからね。世の中にこんだけいろんな釣りあるけどカバー撃ちはバス釣りならでは。やらないのはモッタイナイ。
そして来ましたグッドコンディション!
ファットイカ+ストレートフックは大いにありか?
でも、ホントの事言うと、ストレートフックのお尻部分が外側に大きくはみ出るんで、キャストのときぐるぐる回ります。それがライン撚れに繋がってまーまー不快でした(*´ω`*)
2本目!ここまでは良かった。糸ヨレが気になるけど、ストレートフックもあり?
んがしかし、こっからミス連発w iPhoneのオートフォーカスもミスってる!
更に・・・
OMG! ファットイカについては今後の課題にしておこう(-ω☆)
ってことでいつものスピードクローのテキサスリグの釣りに。これならバラサ・・・
ヴァレた(´・ω・`) なんかフッキングがヘボい。自分でも解っています。もしかして雷魚じゃね?っていう恐怖が伴いアワセにビビっている自分がいますw けど、本日このエリアのカバー奥に雷魚の気配はほぼなし。
次から本気だす!
釣った後の暴れ具合はオレの知る限り日本イチです八郎潟のバスは。他の湖のバスって釣られたあとまーまーおとなしくしてるけど、ここのバス、特に初夏のシャローのは半端ない。サバ・カツオ並に落ち着かない。なので上の感じの写真撮る時も全身使って暴れるから親指の付け根がザクザクに。
ちょっと弱気で安定のスピードクロー。DEPSの巨大リザードで釣りたくてけっこう投げたんですけどね~。次回への課題です。
あ!この日の為にスピードクローの新色(080-364 ラベンダーシャッド )買ったんだった。あまりにも突飛な色なのでちょっと不安だったけど1匹食ってくれました(*´ω`*)
ちなみにこのカラー、上半分が塩なしクリアで単体では水面に浮きました。
なお、このエリアは生命感に溢れてました。たまにワームの着水にビビッてエビが跳ねたり、エレキの水流になんかの稚魚が集まってきたり(たぶんバス稚魚)。ちょっと沖にフライガードな感じの雷魚が居たり。
さてお昼になりました。快晴でめっちゃ暑くなってきました。あげく強めの西風に。
葉っぱが揺れると、葉っぱ周りから生き物が消える法則。バスは残るかもですが、他の生き物(エビなど)が(水面近くから)消えます。そうなるとオレには釣れる気がしなくなる(*´ω`*)
風吹かれると困るんだよなー的なブログをiPhoneで更新した直後に、同じく八郎潟に浮いてる知り合いから「ポンプが稼働した」とのメッセージが(-ω☆)キラリ
ポンプ場へ行ってみるとMAXクラスの激流に。
カレントパターン
晴れの西風だとやることがなくなるんで、この時期のお助けパターンが効いているのかチェック。そしたら答え一発でした(*´ω`*)
風強すぎで操船が面倒なので岸につけてキャロライナリグを投入。着底するやいなやクンクンしてた(*´ω`*)
具はアダー
この1匹を皮切りに5キャスト連続ヒット((((;゚Д゚))))
喉奥に大きめのベイトフィッシュ
回復傾向のバスたちのたまり場なのでコンディションはイマイチです。
オフセットフックの釣りはめったにやらない。そしてキャロライナリグもほぼしません。んで、今回はなんと!ペンチを忘れたという大失態。このバスはフックを飲まれてどうしても外すことができず。申し訳ないけど、ワーム外してライン切ってリリース。ごめんなさいね(´・ω・`)
そんなワケでキャストしつつも空いた方の手でペンチを探しまくっていたら、またまたティップがコンコン引っ張られ・・・
5キャスト連続ヒットで思わず「入れ食いナウ」ってツィート。そして例によってバイトがピタリと詰まる法則w もう二度とそんなツィートしません(*´ω`*)
スコーンで3発
ちょっと移動して緩めのブレイクをスコーンで広く探ってみます。この釣りが生きているんであれば明日に繋がる・・・かな?
生きてる!いい感じに3連発!
案の定その後は失速ノーバイト(´・ω・`)
こんなにロッド積んでるんですけどねー。青いバッグにはリールもたくさんはいってます。
だから、他にもイロイロと試してみたい。試さねば。でも、生き物の気配を感じて釣るフィッシャーマンとして、5mくらいの風だともうどうにもなりません・・・・
あ、ちなみに西風が好ましいのはプリスポーンの時期です。今はもうダメ。いや、絶対になにか釣り方があると思うんですがオレには無理っす。
あげく午後から北西になって、かなり寒い。シャツ一枚では無理でレインを羽織ったほど。
関東、、特に北関東にいると6月でも普通に30度を超えて晴れたら余裕で35度とかになります。そして曇ってもめちゃ蒸し暑い。けど、北日本の秋田は気温は23度くらいで蒸し暑さも皆無。
特に西風だと直ぐ側の海を渡ってくる風なんでまーまー冷たいです。今頃の北浦の東風が涼しいのと同じ。
などなどいろんな言い訳書いてますけど、つまり西の強い風になった15時以降はノーバイトでした(*´ω`*)
初日のまとめ
- バイト数は25回くらい。19本キャッチ。ミス多すぎ(*´ω`*)
- 普通にアシガマ撃って釣れる感じではない。※オレが釣ってるのは同じアシガマでも、他の人がやらないちょっと特殊な地形です。
- 朝イチの無風時はバズベイトが最強。
- 流れが発生すればカレントパターンが他を圧倒
- 流れが効く1~2mフラットでも拾えた
- ポスト<アーリーサマーなのかしら?
- 晴れの西風にはどう対処したらいいのか?