"DAY2"
2002年04月16日(火)八郎潟
18匹 天気:曇り 水温:水温14℃℃手段:トロ丸
心配していた風も弱い2日目。予報は雨なんだけど、なんとか曇天のままキープ。3日目は昼で上がる予定なのでみっちり釣りできるのは2日目だけ。さぁ気合い入れるぞ!とはいえ、出船は9時過ぎなんだけどさ。
■リップラップをチェキ
最初に昨日は風向きの関係でできなかったリップラップの釣りをしてみようかと思う。ボートを出す前に桟橋から今回初投入のOSPダンクのトゥルーチューンを。小型の割にリップがデカイのでかなり微妙なチューニングだ。慎重に慎重にチューンして泳ぎをチェック。プルププ~ ゴン!釣れちゃったよ!あっけなく1匹目ゲッツ。
さい先良いスタートだ。そのままボートをだしリップ側を流してみる。五明橋下のブレイク+岩岩で冬の水郷でよくやる釣りをしてみる。風が弱いのでポーズ中心のサスペンドシャッドの釣りを。岩に当てて止めて~当てて~止めて~ コン!。2匹目ゲッツ。水温が低ければこの釣りをやり抜こうと思っていたんだけど、14℃もあるんだよね~。ほんでこのバスはやや小ぶり。
言うことと頭の中だけはプロ並みのオレなので、「あのワンド奥のアシに差す前のいわゆるステージングのバスがこのファーストブレイクにいるはずだ。それをバイブレーションで素早く探って釣る」とカミさんに宣言。
今回初投入ロッドであるバトラー・ブラックジャックにTN50をセットしスーパーロングキャスト。
ボトムを舐めるように引いてくると!ドン!
すばらしい、胡散臭いウンチクとともに、初ロッドのファーストキャストで40アップだ。なんてすばらしいロッドなんでしょうか。まーもちろん単発でソレッキリだったけどね。
去年の春同様リップラップのシャロークランクが好調で、後ろでカミさんが連発する。バーブレスなので途中でバラしも多いけど、かなり良い感じでヒットしてる。オレはほら、シャロークランクは去年で一時引退して今年はスピナーベイトイヤーなので、とりあえず違う釣りをするさ。ちょっとバックヘアーをひかれ気味だけどな。
今年はイラプション3/8ozイヤーなので、河口湖でも頻繁にキャストしてけっこう自信がついている。自信は偉大だよね。釣りの場合。リップラップにちょろっと生えている枯れガマを通しまくって2本ゲッツ。しっかしスピナーベイトで釣れる魚って引きが強いんだよね。気のせい?つーか、太いシングルフックなのでプラグと違ってけっこう強引にやりとりできるのが楽しいね。あと去年までこの釣りは別の某コンパクトスピナーベイトでやっていたけど、もう完全にイラプションでOKな感じ。飛行姿勢がすばらしいので最高に使いやすいし、アーム曲がりも皆無でステキ。あとどこでも買えるしね。
リップラップ側は良い感じで釣れる事が解ったので対岸のアシガマエリアへ。たまには豪快なカバーフィッシングもしたいし。
無風ベタになっちゃってるせいか反応が薄い。ここで釣れるハズだよね~でも釣れないね~なんていいつつ時間だけが過ぎる。
午後になりいい加減エレキも疲れたのでカミさんに前を変わってもらう。リップラップ側をがしつつ、ときたまある枯れアシの張り出しにはジグを投入。ほんでもってようやく春っぽいナイスコンジションがきた。あーうれしい!ハリヤーブチ曲がりみたいな。
まだこんな感じです
枯れ枯れ
いやぁ後ろは楽で良いなぁ。のんびりできるなぁ。そうだドラッギングでもしてみよう。
それまで封印していたメリケンシャロークランクを結んで後ろにキャスト。そのままドラッギングしてると「ゴン!」とすぐにヒット。いやぁ釣れるねあいもかわらず。ちょっと細いけど40アップ。このまま続ければ相当釣れちゃう?
でも、やっぱりそんなに甘くはありません。その後OSPダンクのリップラップごつごつ作戦で1本追加。
14時になりボートをリップラップに差して昼休み。パンを食いながらもスピニングで遊ぶ。一昨年~去年に大ブレイクしたスワンプクローラーのネコリグ。ワームは買ってみたものの実は一度も釣ったことが無い。流行ものは業務上知らないとアレなので試す。リップラップのエッジ付近に適当に投げたらすぐにヒット~。乗らなかったけど、バイトも結構ある。やっぱりライトリグは釣れるんだね。しかも決してマメってわけじゃなく、春っぽいグッドサイズも釣れた。場所さえハズさなければ、オカッパリでライトリグやっても相当釣れるんだろうね。
カミさんが羨ましそうな顔をしてるので、やれば良いじゃんといったものの・・・・・
スピニングロッドを積んだつもりが
←
彼女が使っているスピニングもバトラーなので、グリップのデザインを見て間違えたらしい。 リールセットする段階で気づけっちゅーに(笑)
再開。
去年同様リップラップ岸ぎりぎり~やや沖でよく釣れる。シャロークランク、サスペンドシャッドを流せば釣れる。でも、4年前から気にはなっているんだけど、そのもうちょっと沖のちょうどボートを流す位置にファーストブレイクがあるのね。そこいらへんにもバスはきっといるはずなんだよね。つーか居るのだ。けど、 どうしてもキャスティングが楽しいから岸を撃っちゃうし、なんも無い中層を引き続けるのは難しい。(去年も同じ事何度も書いてるけど)まさに今江氏が言う「ボトム3年中層8年」ってやつだ。
しかし、いつまでも同じ釣りしてちゃダメダメ。今年こそはやり抜く決心をした。なぜかっつーと、そのヘンで水面までデカイのが追ってきたのを2回も見たからね。それに今年はやたらと水面を泳ぐ白魚が多いのだ。つーことでまずはショートリップミノーから。
飛距離を稼ぐためぶっ飛びのDUELのJB90やらをボートの進行方向に投げる。早めのただ巻きですぐにヒット。嬉しい!価値ある一匹だ。でも、サイズがちょっとな。とワガママを言う。あとできれば表層付近を自然に泳がせたい感じ。で、思い出した。ミニスイムベイトを持ってきてた。フロッガー+16lbで慎重にゆっくりキャスト。ドッボーンのグリグリグリ。ちょっとしたアシの張り出しにさしかかり、その沖側にキャスト。ドッボーンの巻き巻き巻き~ゴン!きた~。最高に嬉しいー。しかも良いサイズっぽい!無我夢中で巻き取りランディング。
これはピッタシかんかんでしょう。きれいな魚体の43センチ。しかもスイムベイト(小さいけど)を丸飲み。ここまでバックり喰うのはハマってる証拠。なーんてね。案の定ソレッキリ。でもこの一匹は今回の「最高に嬉しいフィッシュ」に認定だ。
さて、シャローをいったん離れディープ側へ。昨日は風でまともに出来なかったイケス跡付近へ。で、ビックリこいたんだけど、イケスが北へ数メートル移動してたよ!もう使われてない浮きイケス。管理者不在の放置状態。ずれちゃったせいで、おいしいハンプやら浚渫エッジのヤマダテ不能に。ガビーン。ショックだよ。とりあえずブレイクショルダーで1本取ったけど、おいしいスポットが発見できず退散
つづいて浚渫横にある70センチフラットへ。夏場のフィーディングにあたるとすごい釣れるとこ。時期的にどーかなとも思ったけど、バイブレーションのスーパー早引きですぐにヒット。これまた妙に長い44センチ。次にリップラップ側の水深70センチフラットへ。マジで座礁の5秒前な感じ。ここも5~6月にとってもよく釣れたりまったく釣れなかったりするエリア。ベイトが入ってくると浚渫側からバスが差してくるような感じ。んでこの日もベイトの気配があったのでちょっくらチェック。
おれは釣れなかったけどカミさんが何匹か釣った。居ないことは無いみたい。夕方になり、そのままボート屋方面へゆっくり流す。以上で自分なりにやるべき事はやった(つもり)。心残りなのは春先によいとされる最上流部に行ってないことだ。つーか、ちょっと水が少なくてトロ丸だと腹を擦りながら行くハメになるのでちょっと怖い。途中でオカッパリの人とかいて気を遣ってスローダウンした日には一生プレーンできなくなり数百メートルを地獄のデッドスローで行くハメになったり。まぁこればっかりは仕方ないべ。
さてそろそろ上がる時間。今日は風も弱く良い感じの魚も釣れて大満足だ。けど、なんかモノたりない。なんだろう?と思ったら、やっぱりアレだ、思いっきり○○フッキングをしてないんだよね。プラグのゴン!とかアシ撃ちの近距離フッキングはしてるんだけど、ちょっと遠目の仰け反りフッキングをしてない。冬からずーっとプラグの釣りばっかりだったしね。あとはスピニングとか。
つーことで、予備で積んでいたデンゲキにテキサスをリグってリップラップへ中距離キャスト。リップラップに喰われないように慎重に操作。これがまた面白いんだわ。岩を避けて避けて落としてシェイク・・・・プッと外して落として・・・・コン!
「デンゲキ!」と叫びながら仰け反りフッキング。いやー最高!端から見るとアホだけど。いやぁ楽しいわ。明日はもっとこれをやろっと。んで、最後はスピナーベイトの40チョイでしめることができて、結果的にとっても充実した一日だった。で、今数えてみると18匹でした。その多くが40クラスなのと、狙って釣れたバスが結構いたので自分なりには上出来のDAY2でございました。
釣果:18本 MAX44cm
本日のメイン仕掛け
いろいろあって書ききれず。
シャッドはブリッツ、スピナーベイトショートキャストはハートランドクロスX601MFB、アシ撃ちはハリヤー、バイブ遠投にブラックジャック、スピナーベイトロングキャストとスイムベイトにフロッガー。ラインはDUELコブラ14と16と東レナイロン16lb