"まだ一歩手前"
2001年05月06日(日)八郎潟
25匹 天気:晴れ 水温:気温22℃℃気温:水温14℃℃手段:スキッフ号&第一ツネ丸
■スキッフ号でGo!
ちょっと訳あって今日も八郎潟に残った。さすがに連休最終日とあって遠征組はぐっと減り、イーストワンからの出船も7艇ほどみたい。オレはゆっくり起きてスキッフ号で9時頃出船。上流側はボートがいっぱい居るんでとりあえず五明光周りを撃つ。すると橋の上から話しかけられる。かなり熱いトークをされた。その人は北海道から来ているらしく、滅多に来られないのにオカッパリではんまり釣れない云々と愚痴をこぼされる。北海道のどこだか知らないけど、オレだって埼玉だし、周りは関東圏ナンバーのクルマばっかりだし、釣れないのをオレに愚痴られてもなぁ。一方的なマシンガントークにちょっとビビってそれとなく移動。
まずは、昨日3連発したマンメイドのピンスポットへ。2投目で1匹ゲットするもそれっきりコニカ(2回目)。
いつもの巡回コースを回って見るがアシ撃ちラバジで1本とリップラップのクランクでマメさん1本のみ。うーむ。今日は知り合いのミウミウ氏も来ているので携帯で連絡しあって合流する。ミウミウ氏は朝イチクランクで4本くらい釣れたらしいのでその場所を教えてもらう。オレも、リップラップ側のブレイク下でライトリグをやれば数が釣れる事、コイ生け簀回りが好調らしいことを教えるが、「シャローのアシ撃ちをやりに来ている」っていうんでお勧めアシエリアを告げて別れて上流部へ。
さっき混み混みだったエリアが空いていたので、行ってみる。
かなりオイシイスポットなので回りにボートが来るとわざと釣れないとこにキャストして知らんぷりしたり。いやらしいなぁオレってば。っつーか、あまりにも目立つ場所なんで....つい。すみません。
そんなこんなで、人目を避けながら釣りをしてるんで効率が悪いんだけど、昨日同様ここは好調でナイスサイズを6本ゲット。楽しかった!11時に第一ツネ丸の準備ができたとの連絡を受け、一旦ボート屋へ戻る。
戻りがてらミウミウ氏に教えてもらったエリアを流す。かなりの減水でしょっちゅうエレキが刺さって座礁寸前になりながらもCCプレデターで4連発し午前の部終了。
■シャロー炸裂?
昼休みを挟んで午後は第一ツネ丸に裏番長を乗せて出船。水が少ないのでドキドキしながらエンジン走行。気になるストレッチに向かったが、水深60センチで断念。困ったぞ、どこへ行こう・・・・
裏番長を乗せてるとさすがに緊張するなぁ。「おまえの好きなとこ行けばいい」って言うんで、とりあえず好きなとこを流す。
午後になり雲が広がってきた。そのせいかしらんがやや活性アップか?アシ際テキサスでポツポツナイスサイズが釣れてきた。いやぁぁぁ楽しい!やっぱり楽しいよこーゆー釣りは。豪快で。更に南下してブレイク隣接な大きなガマの張り出しポイントへ。オレはさっきからアシ際で釣れているので、その辺を撃ちまくる。裏番長は「そこに水あんのか?」ってくらい奥の奥を撃っていた。そんで、後ろで音がしたので振り返ってみると裏番長のロッドが大きく曲がっている。おう!ナイスブァース。グーッフィシュー。本人は「50近い」って言ったけど、それはないと思う。けど45クラスのナイスブァース。産卵後のメスらしい。
最南端へ行ってみるが不発でUターン。
いつものツレツレコースを流す。減水のせいでいつも釣っているボトムが丸見え。そこにはいろんなハードな物体が見えた。「これじゃ釣れる訳だよね」と2人で納得しまくり。
ちょっとバイトが遠のく。オレはひたすらアシ際を撃っているが「こんな見え見えの張り出しなんてこの9日間叩かれまくっているんだろうなぁ。進藤さんみたいに人が撃てないとこを撃った方が良いんだろうなぁ」と思った瞬間後ろから「ヴォゴーン」っていう音と共に「フィーーーッシュ」と聞こえた。またまたスンゲー浅いとこで掛けた様子。 しかし、痛恨のラインブレイク。ラインチェックはこまめにね!
■フットボール炸裂!
ボート屋方面に戻り橋をくぐるとCAPMAN加賀氏が一人で入れ食いしてる。くやしいのでボートを寄せて3人でフットボール対決開始!
ルールは「フットボールを使うこと」。浚渫のブレイクを撃っているみたいなんだけど、第一ツネ丸はフロントの魚探がないので、よーわからん。解らないのでとりあえずロングキャストしてジグを泳がせまくる。すると、まぁ釣れる釣れる。魚探を見ない分釣りに集中できるっつーか、なんちゅーか。2人ともボトムをとってるようだけど、オレはひたすら泳がせたのが良かったみたい。去年の8月に特訓した成果だな。なんて偉そうな事いってるけど、実際のところ、ロッドを大きく振り上げてジグの重みが消えて、あれ?あれ?浚渫の深い方に落ちたか?あれあれ?とか思いつつ、半信半疑でフッキングしたらバスだったってのが3回ほどあったんだけどね。きっとバスがくわえてから5秒以上は気づいてないという情けなさ。けど、結果的に数もサイズも「第1回西部承水路イチのフットボーラーは誰だ選手権第1戦」はオレの勝ち~。
あ、そうだ。ミウミウ氏は結局、かなり良い釣りをしたみたいです。オレとは違ってアシ~ファーストブレイクをクランクで流してナイスサイズばっかり20本以上。しかもMAX45センチで、人生で最高の釣りだったそうで、絶対にまた来るって言ってた。これでまた八郎潟病患者が一人増えました。アハハ
■まとめ
結局南極9日間連続して釣りしてた様に見えるオレですが、実際はいろいろ打ち合わせしたりなんだりしてたりしたわけで、5~6日以外はずーっと釣りばっかりしては訳じゃありません。すみません。て誰に謝ってんだって。
去年の今頃までは、10分空いたらとりあえずキャスト!とか、朝はボート屋が空くまでオカッパリ、ボート返却後も日暮れまでオカッパリ。そんなギラギラしたオレだったけど、最近は大人になったっていうか、かなり心に余裕ができつつあります。朝もゆっくりだし、3時間も釣りすれば満足したり。
あと、数釣りも飽きた訳じゃないけど、なにもそんなにムキになって釣らなくてもイイやって。量より質ってやつですかね。そーゆー中身のある釣りができればいいやって思うようになりました。現実は厳しいッスけどね。今回は3つの大きなミスを犯しました。1つは9個あるリールが全部ナイロン20~25lbだったこと。正直水深1.5mを越えるとなにをやっているか解りません。特に風が強いとなんともんらないです。もう1個は使い捨てコンタクトを切らしたこと。コンタクトが無いと偏光グラスをかけられないので、自分のラインが見えずにかなり苦労&バイトを逃していることでしょう。あと、スピニングも1本くらいは持って行くべきだったと反省しております。
最後に。今回はいろんな人と巡り会え、そしてお世話になりまくりでした。みなさんホントにありがとうございます。この場を借りてお礼を申し上げます、ってここは見てないだろうけど、感謝の気持ちでいっぱいです。
フォトギャラリーあのぅ、ライジャケは上着の中に着てますので。
久々の「電撃!」
皆さんご一緒に「電撃!」
フットボールスイミングはサイズがグッド
本日の釣果