"桂川プロと"
1998年05月04日(月)北浦
2匹 天気:曇->晴気温15度 朝激風 手段:岸
ITARUS HOME PAGEとか「タックルボックス」誌のワイコミでもお馴染みの桂川プロと一緒に北浦へ行ってきた。風さえなければバスボートでビューンっつー釣りが出来たんだけど、GWを狙ったかのような感じの悪い低気圧のせいで岸釣りに変更。岸釣りとは言え、プロとの釣りにウキウキで家をた。
■冬のタッピ岬
午前2時頃北浦へ到着したんだけど、風が当たっている西岸はまるで冬のタッピ岬(見たこと無いけど)。北浦に10年は通っている桂川プロにして「こんな荒れてるの初めて見た」っちゅーくらいの大荒れ。ちょっと嫌な予感をしつつも車で寝る。
夜明け頃ちょっと目を覚ましたど風がおさまってないんで2度寝..7時頃なんとか釣り出来るレベルの風になったんでようやく釣り開始!
■え?もう釣れたの?
さぁて釣るぞーと思ったものの寒い凄く。前日は南風が入って蒸し暑かったけど、北風になってからはもう寒いのナンの南野陽子だ。とりあえず常を結んだもののガクガクするほど寒くて車で待機。
で、アシ際をヘビキャロで攻めていた到さんのロッドが曲がっている。え?何?あれ、釣っている。しかも結構良いサイズだ。スゲーなプロって。風裏とはいえ、結構波が立っているシャローだ。まさかそんな所で釣れるとは。すごくビックリである。
■プロの解説付RUN&GUN
去年までJB戦が行われていた北浦だけあって到さんは北浦には詳しい。ボートでの釣りがメインとは言え、ブレイクの寄り具合や底質、ストラクチャーの有無にはスーパー詳しいのだ。もちろんこの時期のバスの動きや前日からの風も踏まえたポイントの解説が生で教えてもらえる。なんてラッキーなんだ。
そんなワケで釣り方の方も北浦岸釣りの王道を行くブレイクにヘビキャロを遠投するスタイルだ。滅多にキャストしない俺にはちょっと辛かったけどな(笑)
■またまたまた岩崎さんとバッタリ
そんな大荒れの北浦でもボートを出している人はチラホラ見かけたんだけど、途中で到さんが「アレ岩崎さんじゃない?」と沖のボートを指さして言った。「え?マサカ...また?」双眼鏡で見てみれば確かにカウルにDANのステッカー、赤いライジャケ。到さんの話では、そのボートって日本にまだ2艇ぐらいしかないのでほぼ間違いないという。携帯に電話してみたがなかなか繋がらないので、到さんが大声で呼んだら...やっぱり岩崎さんだ(笑)去年の12月の北浦、この前の琵琶湖に続いて3回目だ。
何故?どーして?こんなにも縁があるんだろう。こんな広いフィールドでバッタリしかも3回も。
あ、そうそう釣りの話ね。そんなこんなしている中でも到さんはしっかり釣っている。しかも45cmクラスのデカバスだ。「北浦では珍しいサイズ」と本人も喜んでいたぞ。俺?俺は1匹釣りました。常吉で。リーパーの。サイズ?えー結構良かったよ...いや普通サイズ。35cmくらい。その後?えーっと釣れませんね。
■結局いつものトコでいつもの釣り
昼食後「Eのフラワー岬」へ行ったらニフチーの知り合いが数名。ニフチーでも人気者の到さんのいきなりの登場にみんなビックリだ。
そこの岬ってネガカリが多い割にはあんまり良い思いしたことがないんで俺にとっては北浦で一番嫌いなポイント。さっさと移動したかったんだけど、到さん的にはやっぱり魚を釣らなければならない。
で、さすがにトッププロだ、そのポイントを素早く見切ってちょいちょいっと40アップをゲット!ヒヤー参ったね。
俺の方は....ネガカリ3連発でトホホになり、すぐ近くにあるドックへ歩いて行ってみた。
ここは一番自信のあるドック。絶対に釣るぞー。人がちょっと多いけどなんとか合間を縫って本日の2本目をリーパー常でゲット。ふぅ~っ
■勉強になりましたハイ
結局到さんがヘビキャロで4本、俺は常吉で2本と釣果の方は相変わらずサブイ北浦だったけど、とても実のある一日だった。
北浦岸釣りってヘビキャロ遠投ってのが王道だったのよね元々。でも、正直な話、一昨年去年とぺんぺんスタイルの常吉で釣りまくっていた俺らTeamぺんぺん草にしてみれば「そんなにムキに遠投しなくても足下にバスはいっぱい居るよ」って感じだったけど、実は沖にも居たのねバスって。
そんで、やっぱり上手い人がやれば常吉以外でも釣れるっつーのを目の当たりにできてホントに勉強になりましたわハイ。
本日の仕掛け:リーパー常*2
本日のオマケ:到さんは全部ヘビキャロ+パドルのズルビキでの釣果。あとゲーリーのSENKO4インチで1バラシ。
GWということで、ただでさえ人が多いのに、東寄りの風のせいで、風裏にあたる東岸には200万人くらい人が居た。ドック内なんてもうお祭り騒ぎ。
人が増え続ける一方、俺の釣果は去年の1/10以下...あぁ....