"春のGo!86ツアー2009 Day1/3"
2009年05月07日(木)八郎潟
14匹 天気:晴れ 水温:17~19℃気温:13~25℃手段:トロ丸
突如決めたGo!86春の部3days。準備はゼロ!ちょっと早退して速攻準備。とりあえずバッカン3つの荷物とロッドの束を積んで日付が変わる前に北へ。初日は状況把握のためにアレコレと。スポーニング前半戦か?な?
さくっと到着
安全運転でゆっくり北上。関東は雨だったけど、福島くらいから晴れに。深夜なのに気温はずっと10℃超え。暖かい!勿論給油以外はノンストップ走行でハイ到着。
感動的だ!
所要時間6時間45分。4時に到着。とりあえずオカッパリでもすんべ。KVDスピナーベイトで一バラシ。アシの先端で、グワンと喰うところが見えた。あれ?喰った?って思うオレ、アレ?これルアー?って思うバス。お互い半信半疑でバレた(笑)。つーか、このルアー、スカートがブレードに絡みすぎ。おろしたて5分でスタメン落ち!
そんなわけでボート屋スタッフ到着。懐かし!
オレの旧車!それにヒッチが付いてた!まさかトリビュートでオレのボートを降ろすとはねぇ。感慨深い。
そんなわけで晴れ男ぶりを発揮して快晴。
スタメンロッドは5本でDay1スタート!
ボート屋まわりは水が結構よいので、この辺から流しはじめ。スピナーベイトでアシ周り。先端のいかにも!な所でズドン!
さい先のよい1匹!良いサイズ!
で、今は超満水。普段はスルーする(浅すぎ)けど、とりあえずこのまま進んでみようっと。風下側で、シラウオがチラホラ。期待じゅうぶんで、さっきと同じ感じの岬先端付近を狙うもダメ!
対岸のリップラップへ。スピナーベイトを巻いていると、岸からちょっと離れたファーストブレイクあたりで巻きがフっと軽くなる事が度々。なんで乗らないんだろう?ってか、デカイ魚に触れている感触が・・・。もしや・・・。
ってことで、クランクベイトに変えたら一撃ドン!今ツアーMAXサイズ!で腕がパンパンだよ~
しかも背中掛かり。あー疲れた。
シラウオをチラ見しつつ、鯉のモジリも感じつつクランクベイトで流す。フィッシングショーでジャッカルのHさんに「Dチェリーすげーですよ!」って言ったら「ジェロニモももっと凄いですよ」って言ってた。なので、ここからしばらくジェロニモを投げる。んが、無反応。ってか、この時期はラトルが効いてる気がするんで、試しにDチェリーに変えてみた。
Dチェリーは神ルアーか?
そしたらなんと!一投目。正真正銘の一投目。RC1.5とジェロニモを30分投げ続けてダメでDチェリーに変えた一投目の3巻き目くらいでヒット(笑)
ちょっと小さいバスだったけど、マジでビックリした。
で、ここから怒濤の連発!
だったら本当に神ルアーだけど、さすがに・・・。一投目ヒットがウソのようにしばらくは何も起こらず。
とりあえずリップラップ側の変化に注意してスピナーベイト・クランベイトをメインにたまにテキサス撃ち。この時点ではまだまだアシ中に突入してるとは思ってもいなかったんで、アシ撃ちは軽く。で、アシ中はダメだったけど、ピックアップで手前から沸いてきてパク!
ってことで、やっぱりまだ中には入っていないと判断して岬先端を重点的に巻き続ける。んが、ダメ。朝イチのが岬先端で釣れたんで、それにまんまと騙された感じ?
パターン
Dチェリーで4本目。これは岬状に張り出したガマの上流側のくぼみで喰ってきた。凸はまったくダメ。付け根、それも上流側で喰ってくる?昨日まで南の強風だったらしいので、風裏側か?
次の出っ張りへ。下流側の付け根はダメ。出っ張りもダメ。そしていよいよ上流側の付け根。そこへDチェリーをキャストして沈んでいる枯れガマに軽く当てながら引いてくるとグン!
八郎楽し~~~
橋回りへ。流れが結構あって、田んぼからの濁り水が凄い。一応、流れの淀み付近にスピナーベイトを投げてみたものの、この水色じゃダメかな~ってメモ代わりにカメラで記録。そしたら、放置してたロッドにゴン!
いやぁスピナーベイトのストップはよく釣れるなぁ。水が悪いけど、白魚がいっぱい居るんで、どっちに転ぶかなって思ったけど、とりあえずこの水でもOKな模様。
そのままシャロー部をフリップで流してみる。この釣りで釣れるなら、このストレッチが最も有効なハズ。
1回ミスって
しばらくして1匹ゲット。でも、かなり口にフックマーク付き。今日はオレの他に8艇ほどでてて、多くのボートがアシ撃ちしてるんで、きっとGW中も叩かれまくりなのかもしんない。
ってか、時期的にもアシ中撃ちはもうちょっと後じゃないのかなぁ、ってこの時は思ってた。水温計が壊れてて14℃くらい?って思ってたんだけど・・・。
そんな訳で、アシ中はまだ早いと判断して、先ほどの出っ張り上流側付け根狙い作戦へ。
そしてキッチリ・バッチリにヒット!この釣りで釣れるのは釣られ傷が無いんです。
この1匹釣れたとき、ちょっと吠えちゃった。色んな地形でそこそこ釣れる時は「アシ周りの巻物パターン」でOKだけど、ここまで完全にパターンにハマッタのは本当にレア。これぞ、オレの求めるバス釣り。八郎最高~
次の岬へ。で、ここの岬はかなりゴージャス。沖側は浚渫も絡んでいて、北部では最高の条件の岬。ってことで、ここは先端側もじっくり狙う。そして良いサイズがヒット!ネットに納めたと思ったけど、フックが網に引っ掛かってオート針外し!
残念!
深い側から上がりたてのバスだった?ってことで、ちょと沖目へボートを移動して、2~3mレンジへスタッガーテキサスを何の気無しに投げてみたら。
そしたら一発でコココっとバイト!
超ビックリしたっ。これから、GPSと魚探見ながら、ちゃんと地形見てから投げようと思いつつボートを岸から離しつつの、殆ど「捨てキャスト」だったのに、一投目でヒット。だから、もしかして、今から怒濤のイレグイか!って思ったけど、そー甘くなく(笑)。GPSのマーカー見ながら丹念にやったけど、ノーバイト(笑)
もう一つの小さい張り出しへ。ここでも、下流側・先端付近はノーバイト。期待しつつ上流側の凹みへハイピッチャーを投入!
ドキドキしながら巻いてくる。しかし・・・・
ま、いくら八郎でもそんなに甘くねーよね、って諦めかけた瞬間、ギラ~ン!
し・び・れ・た
写真中央のような感じのところです。
このままこのパターンを続ければイレグイか!って、そんな地形はこの先当分ありません。残念。対岸の岬も気になるけど先行者2艇ありでちょっと移動。
いにしえのテキサススイミング
11時30分に村の鐘「エーデルワイス♪」がなるんですが、だいたいこのメロディーが鳴る頃は中だるみで釣れない事が多い。この日もそう。で、同じタイミングで苦手な西風がorz。でも吹き始めはチャンス!
ってことで、ガマのゆるい張り出しへ。外側の水面にでてない枯れガマの茎に良い感じでスピナーベイトかクランクベイトを当てながら引いてくるのがベストなんだけど、クランクはタックルがイマイチしっくりこない今回。スピナーベイトは快適なんだけど、もうちょっと速いスピードで、もう30cmほど深いレンジを引きたい。ってことで、春八郎の伝統的なリグ、テキサスのスイミングをしてみる。
10数年前はカーリーテール系がポピュラーだったけど、今はスイムベイトタイプがいっぱい。日本の誇るスイムベイト「スタッガー」を7か9のシンカーをセットして巻いてみた。さすがテキサスリグ引っ掛からない。さすが現代のシンカー、高感度タングステン、良い感じの巻き心地!
そしてヒット!
この釣り方はオレが始めて八郎に来たバス釣り始めて半年後、1996年のGWの2日目にやった釣り。午前中ノーバイト、午後からこの釣りをやって怒濤のイレグイに!あの日が無かったらバス釣りは辞めていたかもしれない強烈な日でしたよ。はじめてベイトタックルで釣った日でもあり。あの時はゲーリー8インチグラブが激ハマリだったなぁ。
当時から枯れアシのスピナーベイトとテキサススイミングは大定番だったけど、久々にその釣り。アシの伸び具合にマッチした理にかなった釣りなので、よく釣れるんですね。
口紅バス。丸呑み!
風とともに午後からはダメダメ
で、話が長かったけど、その風の吹き始めの1匹まではよかったけど、そっから大苦戦!
あっちこっち走り回り。風裏は他のボートがいっぱいでダメ。ってか、西側の釣り方がまだ全く解らずな状態。とりあえずボート屋に一旦戻ってみたら、風裏シャローでは、ペアリングが始まってた。3組ほど見た。大潮絡みで、急に暑くなって一気にエロムード満点?こりゃヤバイ?
初日のルアー達。
西風ボーボーで東岸はまぁまぁザブザブ。こうなると、とっても釣りがしづらいんだけど、唯一のメリットは他のボートが居なくなること。レンタルの54lbsとかだと止まってられない風。ってことで、思い切ってザブザブの東岸をひたすら流す作戦に。
んでもねぇ、釣れナインです。一時間流してやっと1匹!
ベストオブベストのコースを通してやっとこさ1匹ですよ。そっからもひたすらノーバイト。
ってか、ですね、こんなに風強い中で、キワキワスレスレのキャストを強いられる釣り場ってそんなに無いと思われます。なぜなら、この強風だと普通は出船不能です。たまたま狭い川の様な承水路だからボートだせてるだけであって。そんなわけで、クランクベイトはキャスト不能。スピナーベイトも83とかだと無理。バイブレーションか重めのスピナーベイトくらいしか投げられないんですよね~。
そんな訳で午後はまったくダメダメ。
で、16時38分に1匹釣れてる写真があったんだけど、デジカメのモードダイヤルがズレてて真っ白に(笑)フォトショップで無理やり修正したのが下の画像。
西岸風裏のセンコー5インチNSか?たぶんそうです。
段々思い出してきた。最後1時間は風裏の西岸でなんとか新しい釣りが無いかアレコレしたんだ。
これもモードダイヤルがおかしかったやつ。これは最後にボート屋横の岬でダムダムテキサスで釣ったやつ。
で、ボート屋に帰って水温を聞いてびっくり!なんと19℃!マジですか!あー驚いた。
まとめ
そんなわけで初日は結局の所、Tシャツ1枚になったほど暑くなった8時~10時くらいに活性が上がったのか、良い感じに釣れた。岬の付け根パターンも炸裂。アシ中は他のボートがやっているので、ちゃんと撃ってないけど、そんなに釣れる感じでも無く。実はナニゲにスピニングのライトリグもしつこく投げたけど案の定ノーバイト。東岸でしか釣れなかったのに、西風ボーボーで午後から東岸は終了~。かといって、西岸ではこれといった釣りを見つけられず。朝イチの西岸岬先端で釣れた1匹は今思えば、朝のシラウオ・フィーディング君だったか?
プリスポーン巻物祭りにはちょっと遅く、ミッド~アフターのアシ撃ち祭りにはちょっと早い微妙な狭間のタイミングって感じなんでしょうかね。
ともかく明日も晴天で暑いらしいので、状況がよくなりますように!風吹きませんように!