"ゴメンよ"
2001年05月20日(日)野尻湖
1匹 天気:晴れ 水温:気温20℃℃気温:水温15℃℃手段:陸パリ
野尻湖にて夕方のみのオカッペリ。
■同じオスとしてスマナイ気持ちでいっぱいです
初の野尻湖だ。なんとなく行きたいとは思わないとこだったけど、仕事で行ってみたら、あーびっっくり。凄いのね。魚の濃さとプロポーションが。桧原湖のスモールは何度か見てて、なんかイマイチだなって思ってたけど(サイズ的に)、野尻湖は違う。体高があってね、40アップもバリバリ多いし。
そんで、ちょうど今はスポーニングシーズンで、いたるところにベッドがあった。4日間滞在して3日目の夕方にオカッペリしてみた。実は2日目に、ボート屋の桟橋横で完全にロックしてるオスのスモールがいるネストを見つけていた。ネストのオスを釣るのは非常に心苦しいんだけど、何事も経験が大事!って自分に言い聞かせ釣りをする。
1/16ozジグヘッドでネストを直撃する。じっと見てる。何度か繰り返すと、ヒレをパタつかせて興奮してきた。
もう一度バスに当てるようにジグヘッドを落とすとパク!くわえた!(様に見えた)自分なりに強めのフッキングをかますが、まだ弱いみたい。途中でばれる。っつーかドラグがちょっと緩かった。ベイトなら強いフッキングができるだろうと、1/2フットボールでネストを撃つ。すると、さっきフッキングしちゃったせいか、ビューっと逃げる。ので、しばらく場を休ませた。
30分ほどしてもう一度スピニングで挑む。今度はあっさり食ってきたようでラインが横に動いた。強めのフッキングをかまし難なく水面へ誘導。一秒でも早くリリースしてやろうと思うが、スモールってここからの抵抗が凄いのね。何度もロッドをのされる。っつーか、あんた、早く堪忍してくれってば。すぐに逃がすから。やっとフックを掴んでリリース。スモールマウスって本当にマウスがスモールなんだね。
リリースされたソイツは一旦姿を消したけど、しばらくしたらまたちゃんと巣に戻ってた。健気だねぇ。可愛いヤツだ。そしてゴメン。
■エサ釣り
さて、サイトは辞め。普通につりしよう。BASSMAN今野さんらと、普通に釣りをする。が、しかし、こーゆー釣りは大の苦手なオレだ。どーにもこーにも釣れる気がしない。隣の桟橋で爆釣してる2人組がいる。どーも怪しい。あまりにも怪しいのでSEIKO氏が取材しにいった。結果はやっぱりエサ釣りだった。そーいえば、昨日もミミズの胴付き3本バリ仕掛けで爆釣してるおじさんがいた。なので、ボート屋の兄さんに「エサってどこで売っているんですか?」って訪ねると「うちで売っているよ」って。
そんな訳でスーパーミミズ君で釣りをする。しばらくすると今野さんにヒット。ロッドがギュンギュン曲がる。ようやくスモール特有の金色の魚体が見えてきた。スモールでしょ!っていうが、本人は「違うっぽいラージか?」って。うっそん金色じゃん。って、上がってきたのは金色に輝く鯉(笑)
さすが外道王。そして並木直伝(誤った解釈?)の派手なやりとり。
しかしそのあと今野さんはミミズツネでポンポンとスモールを釣った。オレもスプリットを辞めてミミズツネにチェンジ。
推定3mラインにツネを落とすと、コン!っとバイトがある、ツネなので即アワセするが乗らない。今野さんによると、一発目でアワせると乗らないらしい。
「コン」でガマンしていると「コココ」って来る。ここでフッキングすると乗るようだ。そんなこんなでエサで3~4匹釣って楽しかったんだけど、結局ネストのオスとエサ釣りでしか釣ってない。普通の釣りで1匹くらい釣りたかったなぁ。
本日の釣果:1匹(ルアーで) 40弱