"リハビリーヒルズ"
2001年04月11日(水)北浦
6匹 天気:晴れ 水温:気温18℃℃気温:水温13℃℃手段:FRP14ft
なんとなく先週の水曜日から仕事しっぱなしな気がしたので、ちょくらお休みを取って北浦へ。パートナーは無限社長ことマナプーことサノマナブ。んで、今回は記念すべき初ボート釣り(除くバックシート)であって、それはつまり八郎ガ潟へ向けたリハビリみたいなもんだったりして。
■モーニング魚。
今回はどんな釣りをするか全く見えないので、タックルはアシ撃ちテキサスにハリヤー、アシのセンコーにハマスペ、バイブレーションぶん投げにフロッガー、シャロークランク投げまくりとSRミニに601MFB×2本、軽いプラグチョイ投げ用に601MFB-Sの6セット。ラインは全部ナイロンラインな感じ。
エレキとかバッテリーの準備が面倒なので魚探だけ持ち込みで、14ft+15psのFRPボートを借りた。 いやぁフルレンタルってラクチンだね。なんもしなくてもいいんだもん。が、しかし、これが後に大後悔のタネになるとは....
ボート屋情報では上流部がホットらしい。オレも最初は上流へ行く気でいたけど、金上のレンタルボート全部が上流へ向かっていく感じだ。ふーん。じゃオレは下流へ向かおうっと。
それ行け!15馬力フルスロットルでビューーーーーーン!
の、はずが、全然ダメ。遅い。プレーニングもしない。あぁぁぁ。まぁいいかのんびりやるか。
朝一選んだのは帆津倉。冬~春にかけてのオレなりのベストポイントだ。3mラインの乱グイエリアに先行者がいるだけでガラガラ。オレは1mラインを流してみた。護岸のヘチをハチロウのアシ際に置き換えてスラバークランクを投げまくる。途中、2回ほど生命反応アリ。ボラの体当たりかな?バスっぽいんだけどな。乗らないのはルアーの姿勢か?ってことでタックルボックスを漁る。お!そーいえば、まだキャストしてないんだよねディプシードゥ3SP。
初めて使ってみる。ムムム。予想以上のヌルヌル系じゃんこれ。メリケンフィーリングにはほど遠い。キャストは楽だけど、好みじゃないなぁ。なんてほざいていたら、グン!って乗った。おーーヤリィ!小さいっぽいので一気に抜く。あぁ好みじゃないルアーだけど、やっぱり釣れるんだねえ。嬉しいな。
一流しを終えオカッパリの人がいたのでUターン。今度はスレッジ6に変えてみる。ヘチにキャストしッチャッチャポーーーズ、チャッチャポーーーズ、を繰り返す。その3回目のポーズ中に「コツン!」って来た。ウリヤー。巻きアワセ。乗った!
お、今度はナイスサイズっぽい重量感。後ろのデッキへ移動し慎重にやりとり。リアフックしか掛かってないので超ハラハラ。抜き上げは無理っぽいので十分弱らせてから背中を掴む。うれP。42センチのナイスバス。スレッジで釣ったのも初めてだ。いやぁ素晴らしい日だな。まだ8時前にこんなに釣れて、どしましょう。
あ、マナプーさんも釣ってね。ツネってちゃダメだよ。
■エレキが....
8時を過ぎ、ちょっと風が出てきた。このボートは和船タイプなので風を受けまくっちゃう。更にエレキのパワー不足な感じ。で、トドメはバッテリーが既に虫の息で魚探がピーピー警告を発する。あのぅ、まだ8時なんですけど。風が強まると、MAXパワーでしか制御できなくなった。しかもこのエレキって、ヘッドと矢印の向きが全然違うし、右に向けるのにすげー力居るしと、最悪な状況。借り物はこれが困るんだよねぇ。次回は絶対マイエレキにしようと誓った。
そんなハードウエア不調とオレの未熟な操船技術、そして強風が重なり、バックシートのマナプーは凄く釣りづらい状況に。本人はボート釣りの経験が乏しいため、ピンときてないようだけど、かなりスマない気持ちでいっぱい。
■上流へ
10時前に上流へ向かった。 おーいるいる。ボートがたくさん。
この辺はボートはもちろんオカッパリでも来たことないので、どーゆー釣り方か解らないし、ボトム変化も知らないし、魚探掛けする余裕もないので、とりあえずアシを撃った。この辺まで来ると、水はとてもキレイでボトムが丸見え。けど、お構いなしでアシまわりを撃って撃って撃ちまくるがノー感じ。はぁぁ。対岸へ渡ると、木枠にソダとかゴロタを詰め込んだ消波物(なんて呼ぶの?) がズラーっと並んでて、ほとんどのボートがそこに張り付いている。マルト前にみたいに、あれにバスが着いているんだろうか。外側が人気なので我々は内側にボートを進めアシを撃ってみる。途中まわりに声を掛けるが、あんまり釣れてないみたい。
で、ここでマナプーに2連ちゃんヒット。ベイビーブラッシュホッグのテキサスリグでアシ際を撃っての結果。その辺は水深が2m近くあって、ボトムにいろんなものが沈んでいた。オレも張り切って同じ事をするがバイトなし。トホホ。
その後もスポーニングに絡みそうな場所をあちこち試したり、一歩手前のブレイクを探ったり、敢えて4m台探ったり、お助けドック石積みを撃ったりしたけど、まったくダメダメだった。
■本日のクライマックス
昼前に一旦ボート屋へ戻って新品の活きの良いバッテリーに交換してもらい再スタート。また下流方面へ。この頃から風が更に強まり白波状態になってきた。
一ヶ所気になるポイントがあるので寄ってみる。梶山の岬にあるドシャロー&ゴロタだ。風がバンバン当たっていて、かなり釣れそうな予感。が、しかし、風が強くてシックハック。エレキのMAXパワーでなんとか踏ん張ってバックラッシュさせまくりながらもキャスト。3キャスト目でベストなコースのトレースに成功。メリケンルアーのリップがボトムのゴロタをかすめる感触が手に伝わってくる。根がかりしないように慎重に慎重に、、、ドン!キターーーー
これは嬉しい。嬉しすぎ。狙い通りの1匹。本日のクライマックス!しかもサイズもグッドで言うことなし。あぁもう今日は満足だ。
■午後はダメダメ
マナプーはツネキチ全盛期でバス釣りを辞めているので、最近のバス事情に疎い。いまだにツネれば釣れると思っているので、ロッドも2本しか積んでない。オレは(釣果は別として)やっていることはハチロウと一緒なのでタックルをフルに使って、アレ投げたりコレ投げたりしてるんだけど、マナプーはその度にルアーを結び変えなくちゃならなのだ。ちょっと気の毒になってきた。
なので、ちょっくらツネツネタイムを設けた。全盛期に100匹くらい釣れたポイントも、今はノーバイト...。これが現実だよぅ!
やっとマナプーもツネによるピン撃ち時代が終わった事を理解してくれたようなので、再び投げまくりの釣りを開始。でも、風が更に強まってきた。帆津倉もう一流しする予定だったけど、白波に負けた。最後に金上ワンドのオダ撃ちを試したけど、遂にエレキが風に勝てなくなってやむを得ず終了。
結局3本だったけど、なかなか中身の濃い3本で俺的には十分満足だった。
■オマケ。スピニングタックル強化合宿。
まだ時間が早いのでちょっとオカッパリ。
昨日の河口湖のスピニングロッドがクルマに積みっぱなしなので、昨日のダメ野郎っぷりの反省会とリハバリを兼ねて、スピニング護岸ツネツネ大会を開催した。場所は帆津倉。オカッパリなら波風も問題ない。
マナプーにワーム300の2番とリーパーをもらってリグる。護岸に降りて僅か2投目でヒット!なんだよこんなに簡単に釣れるンじゃんか。続いてマナプーにも2連続ヒット!アリャリャ。なんだかんだで40分ほどで2人とも3本ゲット。さっきまでの操船の苦労はなんだったん?
やっぱり釣れるンじゃんツネって(笑)
フォトギャラリー1匹目。小さいけど嬉しいさもちろん。
2匹目42センチ。北浦っぽいバス。
佐野さんもヒット。(小さいけど)キレイで背が高いナイスバス。
会心の1匹。この1匹だけで満足。
昔は毎日野池に通っていたマナプー。足が地面につくと俄然釣りまくる。あれよあれよと3本ゲット。
数は一緒。けど、サイズはオレの勝ち!
40センチジャスト。
本日の釣果 ●ハートランドクロスX601MFB-S+TD-X105HV+SUNLINEマシンガンキャスト20lb+EverGreenSLEDGE6SP×1、SMITH DypthDo3SP×1
●ハートランドX601LFS +TD-X2500iA+FCスナイパーBMS4lb+リーパー常×3