"西湖の経験"
2006年11月21日(火)近所の川
2匹 天気:晴れ 水温:13℃気温:10~17℃手段:Vアルミ12
急遽行くことになった近所の川。すっかりバス釣り終了シーズン突入で、リールに巻いてるのPEばっかりで慌てて巻き替えたりなんだり。前情報で水温が10℃無いカモって事だったので絶望とともに出船したんだけど・・・
13℃もあったのでまだまだイケル?!
そんなワケですっかり日の出が遅くなり7時前に出船。
数日前に水温計った人の情報ではこの場所で11℃。その数日前は14℃だったかで、急激に下がったらしい。更にその後寒かったので、もしかして10℃切ったカモ?って話だった。んが、ボートを浮かべ、オレの指センサーも魚探センサーも13℃だった。なんだよ、ぜんぜんヌルイじゃん。
朝方まで雨降ってて急激に晴れたので風が吹きそうだけど、とりあえず無風ベタ。前2日間つづいた雨の影響で濁りはキツく、流れもまーまー。けど、スロープ周辺では小魚のモジリがいっぱい。水鳥(渡り鳥系)が急激に増えたのはちょっと冬っぽいけど、まだまだ冬にはほど遠い感じ。真冬の河口湖、3月の西湖で釣りをしてる事考えれば、まだまだ真夏!言い過ぎ?。
この前の西湖もそうだったけど、気持ちが「冬」だと思ったら負け。「まだまだ晩秋!」決して初冬じゃなーーーいって思いこむのが大事MAN兄弟。
今回も船長は店長。船長の意向で最下流部へ一気に下る。
移動中、湖面を凝視し魚ッ気と鳥の位置を確認。ウィードないから鳥の位置はアレだけど、魚ッ気の有無は明確な違いがあった。全体的に、流れの効いているエリアは小魚ッケが多い。前回「全魚種ここに溜まってない?」ってくらい溜まってたスポットは気配無しでした。
で、本日のメインエリアと踏んでいた最下流部は、見事にスッカラカン!
水面にも魚探にもなーーーーーーーんにも映らない。最下流部ってのは、つまり堰の上流側の事ですけど、なんとなく水深があって各種魚種がゴッソリ溜まってそうな妄想をしてたんだけど、最深部で6mくらいだし。ぜんぜんダメじゃん。
最初の10分でオレ的には見切ったけど、船長が真剣にやってるのでオレも頑張る。
魚探掛けしてハニースポットを探そうと試みる船チョ。んでも、なんせ魚探になんも映らないのは如何かと・・。
いい加減見切ってちょっと遡る。
船ちょ店ちょにワンバイト
以前GoogleEarthで探していた「冬にヨサゲなストレッチ」。それは北風をブロックできそうなストレッチ。基本的にこの川は蛇行が緩いので、該当箇所が少ない。んで、ちょうどこの頃北よりの風が吹いてきて、その一体だけ水面がベタだった。
船チョに「あそこ行こう」って伝える。「あの小屋の手前付近で釣れるから」と宣言。テトラ撃ちしながら流す。そして、テンチョのテキリグにバイト!ミスったけど。
「なぁ魚居たでしょう」ここでさりげなく、オレの魚探し能力をアピール。
けど、肝心のオレのテキサスにはナニも起こらず。これもいつもの事か・・・
前回テンチョに2本出た、同じく風裏になるストレッチへ移動。ここはシャローの張り出しもあって最強にいい感じなんだけど、さすがに考えることは一緒で今日は要所要所にヘラ師が居て思い通りに出来ず。残念!
さーて、この辺でオレの眠さはMAX。お休みナサイ。
会心のイチビ
起きたら13時半。風もおさまってポカポカ陽気に。防寒が暑いくらい。
支流へ繋がる狭い水路へ進入。水深が3mあって風をブロックできるので、冬は釣れそうと睨んでいた所。ヘラ師に訊ねたら、先ほど放水があって、水が入れ替わり、それ以降パッタリ釣れなくなったという。
つーか、この水路、支流との仕切りが無いのね。そーいえば。つーことは、冬はみんなこの水路をパスして支流へ入っちゃうのかな?真冬にオカッパリでも釣れそうと期待したけどダメっぽいぞ。
諦めて本流へ。ここで船チョが睡眠タイム突入したので、じっくりやってみる。
水路の河口から下流側にかけて潮目ができてて、そのインサイド側にベイト波紋が頻繁に出る。そして魚探みるとテトラが岸から5mほど張り出してて、しかも高さがある。テトラ張り出しの外側の3m付近にはベイトもいっぱい映る。
怪しい~~~
この3mラインをドラッギングで狙いたい。けど、とりあえずジグヘッドを投入。沈め過ぎてテトラに当てちゃうと即根掛かり(管釣りロッドのため、ノー感じ感120%)するので、ミドストで、って言ったら聞こえはいいけど、テキトウに中層をカーブフォール気味にフワフワしてみた。ら、ブルルンってな感触!バイト?
ワームが思いっきりズレて帰ってきた!
ギルは限りなく居ないらしいので、子バスか?
やる気500倍アップで、同じようにテキトーにJHを泳がせてたらいつの間にか魚が掛かってた!結構浅いレンジで喰ったみたいで一瞬魚体が見える。ラージマウスバス!
つーか、このロッドで魚を掛けるの初めて~♪曲がり具合が解らない♪
やべ~っ。テンチョを起こしてネットを入れて貰う。入った瞬間フックがハズレ。あぶね~。
いやいや会心の一匹でし。満足です。これだからバスはたまらない。
これもまた今年のメモリアルフィッシュの仲間由紀恵です。
またまたテトラ流しの旅へ
テンチョが起きて選手交代ならぬ船首交代。ここからまたまた(不毛と、オレには思えるが、テンチョは本気な)テトラ流しの旅。テンチョはディープクランクで、オレはバズベイトで。
ホントにこの人は撃つのと巻くのが大好きです。
オレも巻くの嫌いじゃないけど、なんせボートポジションで水深6~9mあるんだもん。7巻きくらいでテトラに当たってゴリゴリドキドキのクランクなら楽しいけど・・・。4mダイバーなら結構当たるらしいけど、オレは持ってきてないし。
気持ちが持たないのでゆっくり座ってシャッドのドラッギング。
で、しばらく流してて魚探に映った急激な壁のようなテトラ!9mラインからほぼ垂直に3mまで上がるテーブル状のテトラ帯!
スゲーっ。ってことで、急にやる気アップで先ほど釣ったJHを投入。またまたネガからないようにテキトーにフワフワしてた。ら、ロッドがモターっと。「?」。ゴミでも拾った?ラインが横に。アラララ~。魚!
でもなんかまたまたいつもと引きがちょっと違う。バスっぽいけど、ハイピッチで体をブルブルする感触あり。なんだこれ?また謎のサカナを掛けちゃった?
しっかし、このロッド曲がりまくり。普通のバスロッド持ってくるんだった・・・って後悔しても始まらず。ファイトを楽しむ余裕も無く、ネットインしたのは例のアレ。34cmくらいのとてもキレイなアレでした。いやぁ嬉しいけど、複雑な心境。
ラストスパートはナニも起こらず
最後は朝イチにベイトッ気マンマンだったストレッチへ。んが、そこは流れが強すぎなので、そのちょっと手前の風裏&流れ裏になるストレッチへ期待を込めて行く。んが、ハズした。
一応、その上流の流れのある所もやったけど、やっぱしダメ。朝イチあんだけ居たベイトもどっか行っちゃったかな?表層には全く居ない。魚探もイマイチ。
最後はひたすらバイブレーション乱れ撃ち。やっぱしナニも起こらず終了~。
そんなワケで2匹目はともかく1匹目はとても嬉しい1匹でした。
これもそれも、毎日西湖へ通ったタマモノです。
西湖で見てきた季節・地形・風・その他ウンヌンに絡む小魚とかバスの位置を自分の目で確かめてきたのを、八郎とかこの川で当てはめると結構当たったりするんです。水色も地形もベイトもかなり違うんだけど。
西湖ではこーだったから、八郎だとこーかな?ってやると、あそこはサカナが多いからちゃんと答えが返ってきます。この川は著しく少ないけど、それなりに反応があったりするので、あながち間違ってないのかなー、と。
やっぱし魚の観察できるクリアレイク最高!って事で締めたいと思います。