"春爆ってかアベ爆の高滝湖"
2012年04月10日(火)高滝ダム
9匹 天気:晴れ 水温:10~15℃手段:阿部ガイド
こんな釣りって世の中にあるのかよ!って、乗るたびに思う阿部ガイドの釣り。みなさんもぜひ一度乗ってみては?
動画を撮ってと言われて
店のお客さんと同僚が高滝湖に行くっていうんで、クルマに便乗させてもらいました。当初は一人でレンタルボートに乗る予定だったんすけど、阿部ちゃんに電話したら「だったら、その日ガイドだけども、カメラ持って動画撮ってくださいよ」と。
そう、伝説の(?)高滝湖80匹動画のドジョウアンダーザツリー作戦ですw
大阪ショーで阿部ちゃんに会った時にも「レーシングワカサギの動画撮りましょうよ」って言われてたんだけど、今年は3月が寒すぎでなかなか実行できずでした。なので、今頃がちょうど良いタイミングみたい。この前の嵐の土曜日にレーシングワカサギとリップライザー60を使って3時間で50本超えの爆釣もあったそう。
って言っても、表層の釣りはタイミングというか気象条件が命なので、そう上手いこと撮影できるかはビミョーですが、釣りもしてOKってことなので、カメラwithタックルで乗っけてもらいました。
ガイドのお客さんには申し訳無いんですが・・
火曜日なのにコミコミの高滝湖!
ちゅーことで6時頃出船して最初のポイントへ。シャローのシャッドの釣りからスタート。
前日から続く高めの気温、そして無風、桜は満開!今年こんな好条件で釣りをするのは初めてです。
とりあえず、高滝巻きじゃなくてこのために買ったリッジ70Fからキャスト。阿部ちゃんはリップライザー60をオススメしてくるけど、持ってないし。
しばらくゲストさんとオレだけでキャスト。
で「リップライザーだってば」って言いながらそれをキャストした阿部ちゃんの一投目で良いサイズヒット(驚)
深度がドンピシャで合っているのは大前提だけども、リップライザーを使う理由、それは高速巻きに耐えられることのようです。
いわゆる高滝巻き。スピニングリールの全開早巻きです。その速さに耐えうるミノーは殆どないですよね。古くからこの地で愛用されているビーフリーズ65、そしてこのリップライザー60もオレの限界を超えるスピードにも耐えてました。
以前は同じ事をスーパーキラービルとスーパースレッジでやっていたわけですが、今の高滝の上流側は砂でかなり浅くなって、それに伴い使うルアーも変わってきてるようです。
この朝イチのタイミングは全部のボートが一斉に上流へ向かうタイミングでもあるうえにボートが目立つもんだから、もう囲まれちゃって大変w
さくっと見きって更に上流へ。
そして周りのボートが上流へ向かったタイミングで下流へ移動。
高滝流ジグヘッドの系譜「2.7g+ジャバシャッド」
他の湖に比べて圧倒的にローカルベイトが強い高滝湖です。前出のビーフリーズ65spと並んで有名なのがレディーフィッシュのチョイ重ジグヘッドの釣り。その釣りをやったことないけど、たぶんソレの流れを汲むのが阿部琉ジャバシャッドISプラスのジグヘッドの釣り。
下流域のマンメイドでその釣りをスタート。
最初は我流なジグヘッドの釣りをしててバイトはあるけど乗せられずorz
で、阿部ちゃんにダメだしをされて釣り方を教わったんです。それはもう眼から鱗の釣り方。今までのオレのジグヘッドの釣りをすべて覆されるw
釣り方を教わってからは、オレにも釣れるように!
いや、この釣り楽し過ぎ。テクニカル故にフッキングが決まった時の気持ちよさは格別。
一瞬のウエイトレス感を感じてあわせるところはフットボールに通ずるものがあります。楽し~
ってか、いったい何匹居るんでしょうこのスポットに。
静止画はオレが釣ったバスのみですが、2人のヒットシーンは動画で撮ってます(あとでUPします)。
そして、ホントのゲストのUさんは阿部ガイドに月イチで乗っているという大常連さん。なので、阿部流JHを完璧にマスター済み。阿部認定でJH3段だったかな?ともかく上手いんです!
オレの3倍ペースで釣る!
同時に投げて、オレが「そろそろこのへんでアタリが来るかな?」ってタイミングでUさんのロッドが曲がりまくりでカメラ起動しまくりで釣りにならずw
あ、いや、今日のオレは半分カメラマンなんでOKなんですけど、それにしてもUさん釣り過ぎ!
おそらくこのスポットだけで3人で20本くらい釣りました。
オレは終盤ミスが多くてちょっと不完全燃焼!
ちょっと叩きすぎ?って感じでバイトが遠のいたので、ちょっと早めにお昼休みタイムで上陸。
シャッドの釣りを再び
午後から再出船。
田辺さんがプライベートで釣りをしてた。あのレベルの人なのに、プライベートで釣りに来るなんて・・・ちょっと感動。ちなみに翌日も浮いていたそうです(驚)
桜!
一昨年だったかも桜満開のタイミングで来て、自力では1匹釣るのがやっとでしたw。今日も阿部艇のみ爆釣だけど、周りはそんなには釣れてません。
午後はシャッドの釣り。微妙なレンジの違いでスーキラ~ワスプ各サイズ~リップライザー
高滝巻き+アルファのワザで食わせてダブルヒット!。この「アルファ」の直後にズドン!と来るのがタマンね~。朝のJHの釣りも楽しいけど、こっちの釣りもまた格別。
狭いスポットにいったい何匹居るの?っていう荒バイト。
JHの時はタックル一式借りていたので、たまには自分の道具で釣りたい!
ってことで、レンジが合いそうで高速巻に耐えられるソウルシャッドSRで1匹。
やっと自分のロッドで釣れたw
更に次のキャストでもズドン! と、来たのはエダだしたorz
次の次のキャストでもズドン!
と、来たのは地面でしたorz
地面ってか、流木。これを回収機突っ込んで回収。場を荒らしちゃって終了。
ジグヘッドと高滝巻きの釣りは堪能したので、あとは「表層の釣り」をしたい!ってか、そもそも本来の目的はレーシングワカサギの動画撮影でもあるので、上流へ連れてって!ってリクエスト。
いつもの釣りが炸裂!
有名な「竹やぶ」へ。エレキ移動なので前方にいつものチビアダーNSを投げながら阿部ちゃんと無駄話をしていたら、表層のチビアダーのところで水面爆発!
いつもので釣れた~。
行き掛けの駄賃?!かと思われたけど2連発!
やっぱしすげーなチビアダー。
さらにさらにの3連発!
だけど、これは申し訳ないラインブレイクorz
今日は気合を入れて表層用タックルのリーダーをナイロンにしてるんです。いつもはフロロ1号だけど、今日はナイロン5lbs。それが仇に・・・
2匹目のバスに丸飲みされててラインチェックを怠ったミスでした。
で、その「竹やぶ」へ向かう途中の思わぬ3連発によりボートをステイして釣り開始。
Uさん、阿部ちゃんはミノーで連発。
オレもその後チビアダーに2発出たけどバス側がミスってましたw
釣る気満々でやっているから?!
最初はノーマークだったけど、気づけば周りは人だらけでバイトラッシュ終了orz
いやでもいつもの釣りが効いて楽しいひと時でした。
で、ここで思わぬ時間を食っちゃって本命竹やぶに行くには時間がビミョーってことでUターン。
レーシングワカサギvsレインボーシャッド
ボート屋周辺へ戻り、いくつかの場所へ入ろうとしたけど、どこも先行者ありで入れず。
最後は古敷谷川へ。
ここで、ようやく本命のレーシングワカサギが有効な場面に!
阿部ちゃんが投げるそれに数匹のチェイス!
ここからはカメラマンモードに。けど、惜しい所でUターン。
よし、ここで登場!オレのレインボーシャッド!
いや、実はこの同船話がでたときに決意したんです。「阿部ちゃんのレーシングワカサギにオレのレインボーシャッドで釣り勝つ!」ってw
榛名湖ではもはや無敵の表層ベイト「レインボーシャッド」です。レーシングワカサギももちろん凄いルアーだろうけど、こちらはワームですからね。飛距離が必要な場面では不利になれど、ショートキャストでは釣り勝つ自信あり。
この決戦のためにリーダーをナイロンにしたほど。
けど・・・・
But・・・
However・・・
レーシングワカサギに完敗でしたorz
高滝生まれのレーシングワカサギ強しか?!
いや、今日のところは勘弁してやるw
最後にメイクドラマ
最後の最後に午前中JHで連発したスポットへ。JHの釣りでは後半ミスがばっかりで不完全燃焼だったオレ。高滝巻きもチビアダーも堪能したけど、唯一の心残りがこの釣りです。このままでは帰れん!
ってことで、最後にここに入れて嬉しいです。
ボートポジションが決まって、さぁキャスト。
ここでオレは2人に高らかに宣言
「この一投で釣る!絶対に釣る!最近、この手のミラクルよく起こすんですオレ。そして一投目で釣ることができるのが阿部ガイド」
そして・・・・・
?
マジで来た~~~~
またしてもミラクル!
いやー嬉しかった!そして阿部ちゃんのロッドも曲がってダブルヒットで納竿。周りはまぁまぁ苦戦してたようですが、阿部艇は余裕の30本超えでした(驚)
ミラクルが起こりまくる阿部ガイド
仕事柄けっこういろんなプロと一緒に釣りをしてきましたが、ぶっちゃけ一番のヘンタイガイドは阿部ちゃんです。上手いとか、そういうのを超越してもうヘンタイとしか言い様無いです。
変態的な「精度」で釣らせるガイド。釣り方さえ合っていれば、ほぼ一投目から釣れます。マジで。
そして高滝湖特有の「連発」を起こすことができるのも阿部ガイド。その秘訣はぜひガイドを受けてみて直接聞いてください。
そんで、オレ的一番の収穫はちょっと特殊なジグヘッドの使い方を教わったこと。まだまだ3級クラスですが、それでも衝撃的な釣り方を覚えることが出来ました。たとえば、同じスポットに3人同時にキャストして(実際直径30cmくらいに3人で投げることも)、その釣り方をしないと完璧にノーバイトなんです。
この現象は過去にJBトップ50戦がここで行われた時もそうでした。今江さんが優勝した時も川口さんが優勝したときも、大船団で、特に川口さんの時は2~3人で直径30cmのスポットにキャストしてる感じ。なのに、釣れるのは優勝者のみでした。
まさにあれの再現。釣り方一つでこうも違うのか!って目から鱗。ある意味、恐ろしいですw
おそらくあの釣り方は、オレが苦手な4月の晴れの日の榛名湖とかでも有効そうなので、いまから楽しみ!
ただ気がかりなのは、ワームがジャバシャッド3.5インチ必須な事。あのワーム、最近出荷されてないから、入手がかなり困難。オークションで高値がつくほどみたいです。たぶん、あの自重と丸っこい断面がキモなんだと思われます。
そして、もう一つの懸念は、ロッドをかなり選ぶこと。カレイド・デジーノのマッハLだったかな?それを借りたんですが、あの絶妙なティップの張り感が無いとバイトが取りにくかったです。オレが持っていったロッドじゃまるでダメでしたorz
そんな不安はありますが、ともかくあのJHの釣りは凄かった!みなさんもぜひガイド受けて体験してみてください。本人曰く「スパルタで教えますよ」とのこと。
そんなわけで、近年沈めるライトリグが超苦手になっちゃったけど、これを機にイチから勉強してみようかなー、って気になってるところです。
ま、来週くらいには忘れていると思いますがw