"Go86ツアー遅春の部DAY1"
2007年05月21日(月)八郎潟
8匹 天気:曇り~晴れ 水温:16℃気温:25℃手段:toro丸
ってことで、今年初Go!86です。食いが非常に渋かったです。釣った数は少ないけど、わりかし事前に想定して読みが当たって自分的な点数は70点の初日でした。ただし魚の状態に釣りを合わせられなかったのが残念!技術不足を痛感でし。
変わりつつあるSA・PA
そんな訳で土日は桧原湖出張で、日曜日の夕方桧原湖を出発。東北道は終始暴風でビビリつつ北上。夕飯どこで食うかナーって事で秋田道の西仙北SAへ稲庭うどんを食いに行く。
んが・・
レストランは廃業・・。全てFMになってました。残念!最近、サービスエリア、パーキングエリアはこういうふうに変わりつつありますね。良いんだか悪いんだか。
仕方ないので、改装前は美味かった7号線沿いのド○ド○へ。少しは味が改良されたか!って期待したけど、そーでも無く・・。撃沈・・・。
21時にゆめろんへ到着。桧原湖からは410キロくらい。近いようで結構遠かったでし。
IKキャンペーンでスタート
少し下流側へ移転したSTC西部店へ。よりによって、ココに移転するとは・・・。色んな意味で非常に残念(涙)。なんて話は良いとして、ロッドは15本くらい積んだ。っても、そんなにリール持ってないので、積んだだけですが。リールもモノ20lbsとフロロ12~14lbsを状況によって巻き替えるつもりなので、半分は空スプールのまま。
今江さん応援キャンペーンで、ダイナゴンNS・ヘアリーホグTX・クレイジークレイドルをスタメンにしてフロントデッキへ。
スタート時は曇り・南よりの風。最強に釣れそうな天気です。文句なし。これで釣れなかったら・・・。
って事で、釣行一週前からずっとピンポイント天気予報見てて、風の向きと強さを観察してました。で、その風向きからある程度の居場所を予測。南西の風を避けられるエリアの一番奥のカバー絡み。南東も避けられれば更にグッド。もちろん北よりでも荒れなかったら100点満点。えーっと、簡単に言うと風裏のシャローですけどね。暴風アレアレでも、アシ・ガマが揺れないくらいの奥のシャローです。
そんな感じの場所を撃ったらスタート直後から2連発!
今回サイズは全く測ってませんが、40はありそげ。狙い通りで感無量。
エレキで次の同条件ストレッチへ向かいながら、沖目に張り出したカバーへラバジ投げたらヒット!でも、凄い勢いでこっちに向かってこられフッキングが甘くて首振り一発サヨウナラ。
気を取り直して次のガマへ。一応、接近する前に手前・際・チョイ中を探ってバイトが無いことを確認しつつ、ボートをピッタリつけて奥の奥をゆ~くり狙う。
ワームを全部宿に忘れてきたヨメに与えたモジャ男テキサスで同じようなサイズヒット!
またまたヒット!
いやぁ~やっぱり86は楽しいなぁ~
同じ条件を求めてエンジンで少し移動。
「この辺ではバイト無くて・・・このあたりかた釣れる・・ハズ・・」心の中で呟きつつ、本当にそうなったら、これぞバス釣りの大ゴミじゃなくて醍醐味です。
いやいや、それにしてもモジャ男は凄いツレツレワームなような気がしてきた。なにより素材が滅茶苦茶硬い(本体部分)のでカバー撃ちが最強にやりやすいのね。
そんな訳で良い感じでバイトが続きヨメが3本目キャッチ。
ちょいと移動。
これくらいの曇り空、これくらいの風・波だったら最高です。けど、天気予報的には快晴になると・・・。
そんな訳で丈夫なので快適なカバー撃ちが出来るヘアリーホグですが、その一方で、硬いが故にフッキングがミスる事も・・・。特に今回は、86のカバーでももっとも濃いい部分に入れて釣ってるので、フックポイントをワームに埋めてる事、更に、バイトが滅茶苦茶弱いってか、殆ど解らないくらい渋いバイトってのもあって、余計ミスりがち。もっと高活性の時だったら凄く使い易そう&ミスなく釣れそうでした。帰ったら大人買い決定。
で、やっぱり86は楽しいねぇなんて2人で言い合ってた訳ですが、実際の天気とは反対に怪しい雲行きに・・・
アシ撃ちはどうしてもフロント有利になりがちですが、この日はヨメが絶好調。投げているワーム、リグは一緒なんだけど・・・。オレが撃ったピンに後から投げて釣ったり。
オレの想像では、ハイシーズンはバスのワームを追う範囲が比較的広いからフロントが有利なんだと思います。クリアレイクじゃないので、それがどれくらいの守備範囲なのかは皆目見当が付きませんけどね。けど、今時期はまだバスも本調子じゃないので、近くに来たワームだけを食べる感じ?後ろの人が同じピンに投げて釣れるのも、そういった訳があるのではないかと勝手に想像してますが、実際はどうでしょう?
前出の理想的な位置にあるガマストレッチ。先行者が居たので、後から入る者としては超じっくり撃ってみます。そんで、今回はかなりの頻度でバッティングしてたのですが、多くの人がボートをアシから離して撃っていたので、あえてベタ付けして、先行者が撃ってない最奥を丁寧に撃ってました。
んで、オレはここで3回連続ミス!いや、マジでバイトなのか草なのかワカンナイんすよ。バイトがビミョウ過ぎて。コレバイトか?って思ってきいてみても反応なし。やっぱりシンカーがアシに触れているだけ?いや、でも何か魚っぽい・・・けど、やっぱり・・・って思いつつ、ピックアップするとバスが咥えててギラ~ン バシャシャシャって逃げられるorz。
同じくこれはバスだろうって、思いっきりフッキングすると、今度はアシだったり。
思いっきり重み感じて少し寄せたところでバレてワーム見ると針先が貫通してなかったり・・・等々。本当にミスばっかりで何度ボートデッキに倒れ込んだことか・・・
でも、ヨメはミスも少なく順調に釣ってます
そんなこんながありつつも朝の2時間弱でミスも入れれば10回以上のバイトがあったので、この釣りは概ね満足です。
他の釣りをしてみる
9時頃から天気が良くなって風も弱まって来ちゃった。ちょっと始めるタイミングが遅かったか?
って思いつつ、リップラップ側を巻物で500mほど流す。
ヨメに産卵前と思われる綺麗なバスがヒット!
オレには何も起こりません。ってか、この空・この風、まったく釣れる気がしねー、って事でやる気300%ダウン。あげく、エレキのペラが割れちゃたので、一旦ボート屋へ戻る。
もういい加減ザクザクだったので、良い買い換えの機会です。
ペラを替えてリップラップ側を巻きながら南下するも、この天気じゃ全く釣れる気がセン。下流部からは田植えの白濁がっ。こりゃダメでしょうってことでこの釣りは終了~
上流側へ戻る。
やっぱしTXの一番奥撃ち
STC跡地のワンドへ行ってみる。橋から跡地までに3本は余裕で釣れるだろうと思った。南西風ブロックエリアの最右翼だし流れ込み2本あってベイト多いし。
んが、実際はそうでもなくて・・
ってか、ヨメにしか釣れないんですけど・・
ってことで、旧STC。
懐かしいです。11年前の開業時はこんなでした。小屋一つと黄色いロウボートのみ。桟橋は無かったな。近くの民家に居た小学生も今は社会人になってましたよ。10年だもんなぁ。なんてノスタルジックな気分はどうでも良いんですけど、オレに釣れません・・・。
こうゆうシーンを写真に納められるという事は・・
しきりに「神が降りた」とか言ってます・・・
ガマの中をよ~く覗いたら
カンムリカイツブリ。今回は結構よく見ました。
しっかし今日は暑い!アジイ。ボートなので厚着ですけど、陸上ならTシャツ一枚でOKなくらい。
水温も
(補正してませんが)
で、俺等以外に数艇ボートを見るんですが、みんな俺等と同じようなとこを流してます。流してるってか、かなりじっくりやってるようです。だから、先に撃たれると結構俺自身も打たれるので、ここは一気にパラダイスを求めて南下することに。
んがっ・・。パラダイスどころか、行ったこと無いけどここはナイル川?amazon?
っていうくらいの白濁水。ちょっと↑この写真だと色がイマイチなので、ちょっと補正してみました。実際はこんな感じ↓
冗談でなく。もっと白っぽかったです。周りが全部この色そして青空。行ったこと無いけど、ここは鳥取砂丘か?ってくらい変な感じです。釣りをしているってか、ラクダに乗っている感じ?
いやぁ、でも、行ったこと無いけど本場アメリカのマディウォーターって、これくらいの濁りらしいぜ!なんて言ってみるものの・・・。
人間の目に映る汚さと魚にとってのソレはまた別だから、何かしらの反応があれば、少しは真面目に釣り込む予定だったけど、極まれに鯉っぽい気配があるだけで、生命ッ気は皆無。鯉は最強だからね。アテにならん。
田植えの濁りだと思うんだけど、こんな色は初めて見た。マジでビックリです。
で、濁っているエリアは、↑このように休耕田になってて護岸されてます。去年よりも相当な規模でアシ原が消滅して護岸化されてました。田んぼの濁りっていうか、日曜日までずっと雨だったらしいので、この土の濁りではないかと思いますが、実際はどうなんでしょう。
何度も書いていますけど・・・。ここは農業用の水瓶ですから、我々がどーのこーのは言えません。けど、県は水質向上の為にここの水抜きをするらしいじゃないですか。バスはもちろん全ての水辺の生き物を殺して。水質向上のためにアシを植えている湖もあるのに、正反対の事をしてますよね。あくまでも農業用溜池だと割り切ってるなら良いんですが、一方で在来種がどーのこーのと・・
と、部外者が喚いたところで、なんにもなりませんが、たまたま前夜『素敵な宇宙船地球号 旧芝川再生プロジェクト 大都会ドブ川の奇跡』っていうTV観た後だったので余計違和感を感じた次第です。
芦原をよ~く覗くと、ホントに色んな生物のユリカゴだって痛感しますからね。微生物(これは見えないけど)から虫、鳥、魚、蛇、両生類までなんでもかんでも。
ダメ男から少し復活
ちょっとだけ沖の釣りやらなにやらをやってみて何も起こらないことを確認して、午後からはもう一回朝の釣りを。
相変わらず、この人は快調に飛ばしてマスけど、オレってば一体何時間釣ってないんだろう?かれこれ6時間は釣ってない・・・・。
ってもバイトはあるけど乗せられないだけ。ヘアリーホグは最強に思えるけど、フッキング率を上げるために、ヤマモト様に頼ることにした。86においてヤマモト様は釣れ過ぎ故あえて封印してますけど、背に腹は替えられない。
テキサスリグの誘い方とマッチしてない気がしないでもないけど、そこはヤマモト様、ジャンボグラブに替えてやっとこさヒット!かれこれ6時間半ぶりのブラック(涙)。ここまでが長かった・・・。
んで、ですね、一応狙っているのは、ポストのメスなんです。ネストのオスじゃなくて。濁っているので結果的にどっちが釣れてるのかは解りません。バイトの出方とか肛門とか目の色的に1回産んだメスが釣れていると思ってますが、オレには判断できません。そんな訳もあって、もしかしてオスかも?っていうのが心の片隅にあったり、1回合わせ切れしちゃったりもして、どーしてもフッキングパワーを全開に出来ないんですよ。7割くらいの力で合わせてる。それで乗らないのカモしんない。あと、ロッドがいつものハリヤーじゃなくてIK応援キャンペーンでスタリオン使ってるせいもあるかも。
そんな訳もありつつ、この時期、シャローの釣りをする以上、オスもメスも虐めている事には変わりない、ってか、産卵前のメスを釣るのは許されるのか?偉いのか?等々、考え過ぎると結論的にはバス釣り辞めろになっちゃういつもの無限ループ。そんな訳である意味開き直って、思いっきり全開フッキングするようにしたら乗るようになったので良かったです。
これもヤマモト様頼み。
よーし、ちょっと乗ってきたぜぃ。
そして連発!ちょっと嬉し・・。
このままヨメを突き放す勢いだったけど、そーでもなく
時は16時。さて、そろそろ日差しも弱まってきたので、ちょっと違う釣りをしてみよっと。
最後に2本釣って終了~
橋回りにベイトッ気がモンモンしてきたので、スピニングを用意してスモラバで釣って自信をつけるキャンペーン。自信が無いので、トレーラーはチビアダー(笑)。
2mくらいの中層をミドミドしてたら、コン!とバイト。あり得ないくらいロッドが曲がりまくり。さすがにULスピニングで掛けると滅茶苦茶引きます86バス。
テキサスとは全く違うシチュエーションで釣ったせいか、魚の状態も良い感じです。
同じ場所、同じような釣りでヨメもヒット。これがヨメの10本目。目標達成で満足したそうです。
オレもスピニングで釣って満足したので、最後に1匹くらいプラグで釣ろうって事で、リップラップをミノーで流す。
「当分釣れないけど、あの2本の木の前まで行ったら釣れるから」って予告。そしてその木の前へ。ラインの入水点近くでモワ~ンと水流が!さっきからヘラっぽいのが水面近くにやたら居るけどソレか?と思ったら、コン!とバイト。
ブラックさんでした。
予定通りの場所で釣れて満足!
本日はこれにて終了~。
まとめ
結果オレ8匹、ヨメ10匹。
そんな訳で「GW前からの強風を避けられらエリアの凄い浅いところ+ゆっくり目の釣り」でミス連発しつつも2人で30バイト近くはあったので、当初の読みは当たったのではないかと思われ、そういった意味では満足でし。けど、さすがにこれだけミスってるので、釣りの技術的にはまだまだヘタレでした。いくら何でも6時間釣ってないのはイタイ(笑)。
荒天なら巻物系をするつもりだったけど、予報が見事に的中し晴れちゃったので、釣りの幅がずいぶん狭まっちゃった訳ですが、それはそれはそれで、ドンピシャにハマル時期でも無いし、とりあえず釣った数は少ないけど、楽しかったので良かったです。
そんな訳で、夕方オカッパリもせずに、足りなくなったヘアリーホグと3/4ozシンカーを買い出しに行ったのですが売ってません・・・orz。町に行ったついでに飯処を探したのですが、どこも「二度と行かないリスト」入りの店ばっかり。何度も前を通って一度も行ってない「ト○ト○」っていう中華料理店へ行ったのですが、やはり、これもまた二度と行かないDBにワンレコードをINSERTしちゃった感じでしたorz。
オマケ:ルアーの話
IKのヘアリーホグですが、ヨメは1個で6匹釣ってました。結構キツイカバーに入れる釣りで1個で6匹ってのは凄いです。バスに切られるのか、アシで切れるのか不明ですが、2本の脚が結構早く切れちゃいますが、その他はかなり頑丈。結構高価ですが、コストパフォーマンスはグッドです。
同じくIKのダイナゴンNSも期待してスタメン入りしたのですがダメでした。今回は3/4ozくらいでカバーを撃ち抜く必要があったので役立たずでした。バスがアシ中でサスペンドするようなときにリトライです。
去年大活躍したZBCウルトラ(略)クローを何故使わないかというと、あれもまた、フォール・スイミングには向いているけど、今回のような「じっくり誘う」のはイマイチかなーと思って使ってません。
すり抜け重視でデスアダーやヤマセンコーのストレートも試したのですが、食いがあまりにも渋いため、シンカーとフックを10cmくらい離す必要があり、その状態だと、枯れアシにグルグルに巻き付いちゃう事があって、とてもストレスになったのでダメでした。
ってことで、一言で「アシ撃ち」っても何通りもやり方があって、それぞれに適したワームがあって、行く度に「アタリワーム」発見しちゃって、戻ってから大人買いして、翌シーズン持っていくと、今度は別のアタリワーム発見しちゃって・・・・のLOOP状態に陥るので、どんどんルアーが家に溜まるんだナーと思った次第です。