"東播野池ツアー"
1998年04月11日(土)琵琶湖
20匹 天気:晴れ気温23度水温-風少々 手段:岸釣り
今日はニフチーで知り合った面々に噂の爆釣野池群へ案内してもらった。
当HPの常きっちゃんコーナーにも投稿してもらった藤澤さんに迎えに来てもらい、集合場所であるレストランへ向かう。集合場所でTeam漁師でお馴染みの(?)松田さん、ビーチクペンシルで有名な(?)MARさんと合流し、最初の池へ向かう。
実は今回、東播野池に何故か詳しいBBTIMESのスタッフM氏から「トウバン行ったら常吉なんてやらないで、硬いヤツとか速いやつで攻める様に」と命令されていたので、ワームは一切使わないつもりで望んだ。
■スピナベ一本勝負
最初の池は結構大きめで水が汚く浅い感じ。カバーが多かったのでとりあえずスピナベだけ持って釣り歩く。
途中、兵庫名物のヌートリアとかカメとかライギョとかいろんな生き物を見つける。ちょっと不気味な感じ。んで、横にもう一つ池があってそこは水が結構奇麗でウィードもあるので、ちょっと期待。岸際にスピナベを撃っていたら遠くで藤澤さんが結構デカイのを上げていた。んで、藤澤さんは得意の常吉で次々とビッグフィッシュを上げているではないか。挙げ句、松田さんも常って40cm近いヤツを...
常吉って釣れるよなーあーぁ。いつもなら即常吉をリグるとこだが、今日のオレはチト違うぞ(勘違いしているとも言う)。ここで合流したしろうさんとストロングな釣りに専念する。
しかし、釣れない。200投はしたけどアタリも無い。いい加減ワームを使おうと思ったが、車までスゲー遠いので諦める。
結局ここではノーバイト。せっかくのビッグフィッシュ(といっても40弱だが、マメバスばっかり釣っているので.....)のチャンスだったのになぁ。
■釣れる気しーひん
次の池は回りが全面護岸されててかなり大規模。岸から5mくらいで一気に深くなっている感じ。今度はちゃんとハードルアー用タックルボックスを持って池に向かう。
とりあえず昨日5匹釣れたTDミノーを投げ倒すが、ボトムの質とか深さが解らないので、まったく釣れる気がしない。常吉だったら、最初に重めのシンカーで始めて深さと固さとブレイクの感じを掴めるんだけどなぁ。
底の状態が掴めず一気にやる気無しモードに突入。座り込んでサミーを投げて遊ぶ。
■ヤバイぞ
次は全面護岸でエメラルドグリーン色の中規模な池。どーでもいいけど、昼になったのに俺はまだノーフィッシュだ。別に自分なりにはいいんだけど、ガイドしてくれている皆さんに気を使わせるのは悪いんで、とりあえず1本だけ釣ろうっつーことで、藤澤さんに常吉用フックとシンカーを貰ってマメバスを1本釣る。
藤澤さんは足を使ってマメさんをポンポン釣っている。藤澤さんはポイントの絞り込み方が俺と全く一緒なんで結構笑える。地元のみんなは過去の実績とかボトム形状を判断基準にしていると思うが、藤澤さんは俺と一緒で目に見えるストラクチャー中心に撃ってしっかり魚を釣っている。もし俺があの時点で常吉をしていたら壮絶なポイントの奪い合いをしていたに違いない(笑)
んで、俺は長旅の疲れで歩く元気もなく、またまた座り込んで、アライブシャッドのバチモンである「しろうシャッド」のノーシンカーのフォーリングの釣りに専念するがその池の魚は底にべったりとの事でどーにもならない。
んで、次の池でなんとか手のひらバスをミノーで1本取ったけど、常吉以外ではホントに釣れない...
■遂に決心
15時頃に最後の池へ移動。そこは良く釣れるというから期待がもてるぞ。
というものの、最初から座り込む俺。ご当地ルアーっつーことで、1/16ジグヘッドのクリカツを投げる投げる投げるアタリなし。横で座って常っているカミさんは最初から2連続ヒット、他のみんなも常吉で次々ヒット....あーなんで常吉でしか釣れないんだ?
そこで俺は一大決心をした!「よし、常ろう」せっかくここまで来てみんなにお世話になっているのにマメ2本とは情けない。真面目に常ろう。幸いその池は水深が浅くぺんぺんスタイルも通用しそうだ。
カミさんにフックとシンカーを貰ってリーパー常をセットし、池を一周してみることにした。
■やっぱり常だよ
池の西側からスタートし、開始5分でマメさん3本ゲット(笑)南側の長い護岸も期待したが、途中ですれ違った藤澤さんによると、イマイチらしいので、一気に流れだしのある東側へ行ってみる。
ちょっとワンドになっているトコまで行くと、マメバスが岸際に寄っていた。とりあえず、魚はいそうなので、3m程キャストしたら2連続フィ~ッシュ!嬉しい。
んで、ラッキーな事に一番おいしそうな水門にいた小学生達が帰ったので、そこへ入る。導水管らしきストラクチャーから30アップを筆頭に計4本引きづり出す。あー調子良いぞ、こっち来てはじめてぺんぺんスタイルが通用したっつー感じ。周りで釣っている人達が羨望&嫉妬の目で見ているぞウッシッシ。
と、調子コイていたが、みんなこっちへ寄ってきたのでちょっと移動。移動中もみんなの視線は俺のワームに集中しているのでリーパーを手で隠しながらね(笑)
東側の護岸でキャストするといきなりバイトの嵐。でも乗らない、手のひらバスか?超悔しいので、手のひらバス相手に熱くなってなんとか2本取ったところで、対岸でおしゃべりモードに突入していたみんなに「メシにいくぞーと呼ばれる」
みんな居るとこへ戻りつつ道路際のヘチへ1回投げたら、コンとアタリ!30cmちょいのマトモなバスで嬉しいぞ。とりあえず池を一周して12本取った、ぺんぺん健在っつーことか。因みに池の周りにはぺんぺん草がいっぱい生えていた。
■最後の悪あがき
16時頃遅めの昼メシを食って夕方のチャンスに賭ける。
まだ手を付けていない北側の護岸されていないエリアからスタート。つい5分前までノーマークだった流れ込みに行ったら、藤澤さんが先に入っていた(笑)くやし~先を越された。なんとそこで37cmを筆頭に3本連続ヒットしたらしい、悔しいので「ちょっと失礼しまーす」と割り込んで常吉を投入したら俺にもヒット!ヌヒヒヒヒ。あとで聞いたら藤澤さん、この時凄く悔しかったらしい。続いて手のひら級が勝手に釣れてきて、これで14本良いぞ良いぞ。昼飯前に良かった南側へ行ったが、あんまりバイトが無いので、マメバス必殺リグである、ちょんぎりワームノーシンカーを使って、ハタハタの様な手のひらバスを4本取る。あと2本で本日トータル20本になるので、ちょっと本腰を入れて常る事にし、カミさんともう一度南側へ行ってみた。
いきなりカミさんが30アップをゲットし「写真撮ってくれ~」とこっちへ来た、と同時に俺にもアタリ!上げてみればカミさんのバスの1/3位のサイズ(涙)
あたりはすっかり暗くなったが、あと1本、あと1本と結構粘るも、こーゆー時に限って釣れない.....でも、またまたまた「最後の一投フィッシュ」をゲットしなんとか20本達成。
■後悔....はしてない....
っちゅーことで、15時過ぎから本気で常って18本取れたんだから、(「サイズ」という言葉は禁句)やっぱり野池は凄い。とは言え、あれだけ無数にある野池から釣れる池を選んで連れていってくれた地元のみんなのおかげであるのは言うまでもない。みんなありがとう。
っちゅーことで、スタッフM氏の言葉を無視して最初からマジメに常っていれば....な~んて事は思っていない、ホントにマジでウソじゃないってば。ホント。
本日の釣果:ハタハタの様なバス17本、普通のバス3本
本日の仕掛け:TDミノーサスペンドショートリップの小さいヤツ鮎カラー*1、ちょんぎったワーム(1インチ)のノーシンカー*4、リーパー常吉*15