"山の天気は変わりやすい"
1998年05月17日(日)山中湖
4匹 天気:天候不順気温20度 風も不順 手段:ボート
ポートビラの長塚さんとちょっと打ち合わせの用事があったので、河口湖から山中湖へ直行。打ち合わせがあっけなく終わったので雨が上がりだした9時頃ボートを出してみた。このところ湖全体で渋いとのことで不安で一杯のスタートだ。
■今日は2m?
自分なりの5月のポイントであるママの森岬西側へ最初に行ったんだけど、最近の増水により、あれ?ここはドコ状態。この前まで露出してた岬の位置もよくわからない。とりあえず魚探をみつつブレイクの位置を確認してアライブシャッドの常を投入しなんなく1本目ヒット!これがまた、元気がいい魚でひくひくぅ。思わずドラグを緩めた程の元気者。でも、上げてみたら32cmのレギュラーサイズ。バイトがあったのは魚探への反応が寂しい2mラインだったので、もう一度2mラインに船を戻したらまたまたヒット!。よし、今日は2mだなと思いこむ。で、俺が投げているポイントの真上をハイドラ450が堂々と通過...おいおい、俺がそこやってるっちゅーねん。
湖上ですれ違った知りあいの話では3~5mで釣れているとのこと。そーだよな、普通ブレイク&ウィードがあるその水深だよな。なんで、さっきなんも無い2mで釣れたんだろ?
■水中島
ゾノへ行こうと思ったら、ゾノ付近を2ハイがウロウロしている。どーやら、自力で入れない様子。意地悪な俺としては、今マーカーを打つのはイヤなんで、誰も居ない水中島へ行ってみる。
ゾノが知られる前までは超有名ポイントだったけど今はガラガラ。ガラガラは嬉しいんだけど、水中島の地形などすっかり忘れた俺としては、誰か居ないと不安で一杯だ(爆)。で、案の定釣れない。その間、チラチラとゾノを見ていたが、そんなに釣れている気配はない。あーどうしようかな。
で、その頃から晴れ間が出てきたんだけど、同時に突風も吹き出して嫌な予感。挙げ句、視界5mのキリも頻繁に出てきて、あーなんか疲れてきたぞ。
キリが晴れるのを待って、誰も居なくなったゾノへ行ったが、マーカーを打ったとたんにまた突風が吹き出し、風の波にモーターボートの引波が加わってエライ事態に。身の危険を感じてゾノは諦め役場前へ移動。
■波・風・霧
ウィードモコモコの3~4mも気になるがとりあえず2mラインに常吉を投入し、風で流されドラッギングしてたらまたヒット!。
最近「アライブシャッドでしか釣れる気しない症候群」なんだけど、在庫がないので、ライジャケのポケットに入っていた中古のアライブを無理矢理使って、今日はこれだけで3本目。でも、そのアライブももう使用不可能状態に。あーどーしよう。
アライブが無くなって一気にやる気がなくなる。しかも、相変わらず波は高いは風は強いは濃霧で動けなくなるは、昼に早上がりしようと濃霧の合間を縫ってポートビラに戻る。
風裏にあたるビラ浜はベタナギ。で、長塚さんが事務所に居ないようなんで、上がるわけにもいかず、SPG方面へボートを走らせる。
こちらはうってかわって穏やかな湖面。知り合いが居たので状況を聞いてみると、やっぱり3~4mラインで釣れているらしい。うーん、そうだよね。2mってのはちょっと変だよね。
だいぶ粘って3mくらいんとこでリーパー常のドラッギングで1本取るも、なんだかもう疲れまくってて、またやる気喪失。最後に朝一入ったママの森へ行ってみたが相変わらずの風と波に断念し15時に浜へ戻った。
■やっぱり3~4mが正解
夕方になり他のお客さんが次々に戻ってくる。みんな大体5~10匹くらい釣ってて口を揃えて「3~4m」という。やっぱりそれが王道なのね。でも、俺、1~2mと8m以深の釣りばっかりしているから、山中湖で一番確実な3~4mの釣りが大の苦手。まだまだブルーヒップだな俺。
で、午後から来てぱっぱっぱと8本取った飯田プロに話を聞いたら、今日は、ブレイクがらみのウィードでジグヘッドをポーズさせるのが有効だったそうだ。典型的なプリの釣り方だったと。さすが、上手い人は違うものだと感心した一日であった。
本日の釣果:4本
本日の仕掛け:アライブ&リーパーの常
本日のオマケ:今日はご近所の本栖湖でJBワールドシリーズが行われていたが、そこでも強風が吹き荒れ転落&転覆がいくつもあったという。あー恐い恐い。俺も今日は何度もドキッとした場面があったくらいの天候不順で釣れなかったというより、釣りするのが大変だった。と、言い訳しておこう(笑)なーんてね。
そんな言い訳はおいといて、命あっての釣りだから、みなさん、天候の変化には十分気を付けましょうね。