"コバジンの謎に迫る"
2004年07月12日(月)西湖
4匹 天気:曇り 水温:24℃手段:岸
「バジンクランクを上回る放流キラー」を探せ!のテーマをすっかり忘れてたので、夕方行ってみました。
■やっぱりバジン?
18時前スタート。トップに出やすい地形のエリアからスタート。とりあえずコーモランプクプク(トップページタイトルに乗っているヤツ)にゲーリー4インチグラブをトレーラーにして探ってみる。が、ノーバイト。つーか、見えバスいっぱい居るんだけど、全部ネイティブだった(笑)。そりゃ簡単に釣れないわ。
ずっと歩きながらティムコマグナムセミ、コバジンクランク、ボーマーのモデルA?のカンツリ用?クラッピー用?のすげー小さいヤツ、プクプクをローテーションさせながら投げる。放流君薄い?バイトが少ない。
見えるヤツにセミを投入。ただ引きじゃ見切るけど、一点シェイクしてるといっぱい湧いてくる。じーーーっと見つめてプイっと帰っちゃう。うーむ。小さいクランクはモロにペレットサイズなのに、普通に引くと見向きもせず。浮かせて放置したらプチュっと出たけど、吸い込みが弱くて乗らず。
18時4分ようやく1匹目ヒット。コバジンで。でもこれはネイティブ君だった。で、これを釣ったとき興奮してついてきた放流君がいたので、そのまま投げたらパクっと食って反転。乗らなかったけど。続いてセミを投入するも、無視。もう興奮してないっぽい。
子バスが溜まっているスポットへセミ投入。シェイクで波紋出していると凄い集まってくる。チュポっとバイトするやつも居たけど、バキュームが弱くて乗らず。
しばらくコバジンを投げまくって2バラシ。ULのスピニングでやっているので、フッキングが弱すぎかも。
■セミもOK
こんな子バス相手になにをムキになって居るんだろう?とフト我に返り、沖目をワームで狙うもぜんぜんダメ。こーなったら徹底的にやるぞ。放流地点へ向う。
19時11分久々のキャッチ。これもコバジンで。この後はひたすらセミを投げてみる。だいぶ暗くなってきて、止めずに速めに巻く感じで出るようになった。
けど、やっぱりフッキング率は圧倒的にコバジンが上っぽい。ってのも、セミはコバジンよりフックの軸が太いってのもある。あと、セミは激しくウォブルするので、フックの揺れがすごいのかもしんない。ちなみに、どちらもほとんど新品なのでフックポイントはOK。
19時20分を過ぎかなり暗くなってそろそろ限界ってな頃にセミの早引きに連発。2匹バラシちゃったけど、2本ゲッツ。
■結論?
ってなわけで、他のルアーも釣れるんだけども、タックルバランスが悪かったのを差し引いてもフッキング率はどー考えてもコバジンが上かなーと思いました。あと、今回はULスピニングだったけど、TR-FRでも投げられるし(7gある)、フック絡みトラブルが少ないのでストレスもなく使えて良い感じです。
で、セミの方も、相手がもう5センチ大きかったら問題なくフッキングするでしょうし、小粒ながらアピールが凄いので、これもグッドルアーです。樹脂製の羽が曲がっちゃってて、まっすぐ泳がす斜めに泳ぐんだけど、これがまた、JJのLBRとかバズみたいな使い方できてステキです。
養殖君もポッパーのポーズが一番釣れることもあるんで、結論を出すのは無理ですが、最近の西湖の感じでは、止めるよりも、引き波たてて速めに引くのが一番良い感じです。なんたってチェイスのスピードが圧倒的に違うし。あと、プラグは止めてるより動いている方がフッキング率は上がる(向こうあわせ)ってのもあるし。
もっといえば、ペンシルやポッパーだと、「もっと止めた方がよい?」「止めちゃダメ?」「水平浮きのほうが?」などなど選択枝が増えすぎるので、単純に巻くだけのバジン、セミは簡単で素晴らしいと思いました。
つーことで、25cm放流君に、なぜそこまでムキになるレポートを終わります。
あ!そうだ。肝心な事を書くの忘れたんですが、この養殖バスってのは、普通のバスと補食の仕方がぜんぜん違うんです。バキュームが凄く弱いんです。口も小さいし。なので、ここに書いてることは、西湖・河口湖・山中湖を始め、各地の(養殖バスが入る)管理釣場にはあてはまるけど、普通の釣場とはちょっと違いますんで、そこんとこヨロシク(E.矢沢風)