"野尻だけど桧原"
2003年05月22日(木)野尻湖
9匹 天気:晴れ 水温:14℃気温:8~20℃手段:アルミV14+15ps
野尻湖マスターの池ちゃんに「釣れるようになったら電話してね」って言い続けてはや2年。やっと電話をもらったので、広島帰りでフラフラなのに無理矢理日帰り野尻湖ツアーへ。カミさんが野尻湖で釣ったこと無いので、池ちゃんにガイドを依頼。オレは一人でオレの釣りを。
■あれ?イージー?
6時に現場へ到着。池ちゃんに出迎えられる。平日なのに、最寄りのコンビニはお客さんでいっぱい。もちろん全員バス釣り客。これでリリ禁はヒドイわなぁ。レンタルボート予約はしてなかった。平日だし。ところが、さすがネストシーズンだ。お客さんいっぱい。なんとかアルミをレンタルできた。あぶねぁ。
去年はヤマセンコー6インチなんかを投げていて当然釣れなかった。やっぱりライトリグなのよ。でも、スピニングリール1個しかないので、前日知人に2個借りた。ベイトタックルもラインを細めに変えたりと大騒ぎだ。6時半なり周りのボートがみんな出船していく。オレだけ居残りで準備。
池ちゃん・ヨメチームが朝イチ水道局ワンドへトップをやりにいくっていう。スモールマウスのトップウォーターってのを見たこと無いんで朝イチだけついて行くことにした。
おぼろげな記憶を頼りに水道局ワンドへ向かう。池ちゃんボートを発見。粋なトップウォーターゲームを期待したのに、いきなりネストの釣りしてた。なんだよもう!まぁいいっか。せっかく来たのでオレも釣りしよ。風が弱いんで、大岩の岬スポットにボディーシャッド5インチNSを通すといきなり4匹くらいチェイスしてきた!OH!。居るじゃん。
近くにあった同じような小さい岩岬の風が当たっている側にジグヘッドを落とすと2連発!1匹目はグッドコンディションな34cm。強烈な引きにビックし。で、2匹目は小さいラージマウス。岬の先端にジグヘッドを落としたらラインが走った。
なんだ簡単じゃん。風が当たる岩岬をまわれば釣れるんじゃん。←勘違いのもと
■違う地形
ワンド反対側の岬へ。ここは大規模な岩岬。風裏側から流しバイトが無いことを確認し、風表側へ。予想通り2匹ゲッツ。いやー簡単簡単。サイズが小さいけど。
次の岩岬へGO!
と思ったけど理想とする岩岬がない・・・。あれ?こんなんだっけ?あげく、桧原湖の感触では風が当たるとバタバタ釣れたんだけど、無風になっちゃった。どーししょう。
テキトウに、流してショアラインのカバー周りをうつが釣れない。まったく釣れない。やっぱり岬じゃないとダメ?
ところが、ある一ヶ所の倒木で2本でてきた。1本ラージだけど。なんだろう?なぜだろう?なぜここだけ?なにかしら好条件があるんだろうけど、よーわかりません。で、この倒木のせいで、「もしかしたら他の倒木でも釣れる?」と思っちゃって無駄な時間を過ごす羽目に。結局釣れず。
ネストはやらない派なので、ネストができるエリアの沖をドラッギングでもしようかなと、琵琶島方面へ行ってみる。と、池ちゃんボートを発見。カミさんが45cmを筆頭にかなり釣っているみたい。ちょっぴりうらやましいなぁ。オレもやろうかなーと思ったらちょうど風が吹いてきた。
■やっぱり岬。でも手詰まり
確認の意味でもう一度朝釣った岩岬へ。小さいながらもやっぱり釣れた。2ヶ所で何匹か釣るが後が続かず。
違う釣りを探す。倒木ラージ、桟橋ラージって手もあるらしいが、やっぱりスモールを釣りたいなぁ。
オーバーハング下にスキッピンするとサイズはともかく釣れるっぽい。けど、キャストが下手なんでできない。去年も同じ事思ったけど全然進歩してないオレ。つーか、一日中スピニング使ってかなりストレスが溜まった。投げて巻く釣りには絶対に向かないよなぁ。これ。
午後になり、もうギブアップ。池ちゃんチームへヘルプの電話。今はネストじゃなくて普通の釣りをしてるらしいので、合流する。が、しかし、フラットにアンカー打って待つ釣り。先ほどプリメスの40アップが釣れたらしいんだけど、ちょっと辛い釣り。あげく「ダウンショットを止めてください」って。徹夜明けの眠気もあって無理だわ。できませんって。
■お情けの1匹
池ちゃんのボートを追って風裏ワンドへ。もう完全手詰まり。草系カバーが多いので、念のため積んでいた電撃のリザードテキサスを。カバーにぶち込んでシェイクしてたらまさかのバイト。コンコン!乗らなかったけど。こんな狙って釣れるほどラージがいるんだね。知らなかった。
池ちゃんが気を遣ってくれて「簡単に釣れるネスト」を紹介してくれた。つーか、見えないんだけど(笑)。凄いなぁ。こんなの見えるの?オレにはうっすら岩だけ見える。「岩に投げてなにもせずポーズしてください。持っていきますから」と言われ、いわれたままにしたら本当にラインが走った。すげーな。天才池ちゃん。ってことで、お情けでネストバスを1匹釣らせていただきました。あとは、ボート屋群沖のブレイクで我慢の釣りをして、プリメスでも釣って有終の美を。と思ったが、時計を見たら15時40分。タイムアップじゃん。
■またまたあの人と遭遇
つーことで、数はともかく、サイズが。野尻湖なのに桧原湖みたいなバスばっかり。オレの釣りではこれが限界でした。そもそもラージが2匹混じるって、根本的に間違っているっぽい(笑)。
で、帰り際、またまた川口直人氏と遭遇。先週山中湖でばったり会って一昨日まで広島で一緒で今日は野尻で遭遇。去年は八郎でよく遭遇した。同じ河口湖町民なのに町内で会うことはほとんど無い。で、「あんた釣りしすぎ」「何処でも会うなぁ」「なんで毎日釣りしているんだよ!」って、そりゃ釣りするのが仕事だもんな。今は6月月まで野尻湖ガイドをしてるんだって。
川口さんの話では、ネストの釣り以外なら7~8mの釣りもアリらしい。雨降りなら3~4mまで上がってくるけど、今日みたいな晴れなら平気でディープまで一気におちるんだって。それより深いとこでは産卵に関係ないサイズが釣れるらしい。時期的にディープは無いと思いこんでいたけど、そんな事ないんだね。あと、ブレイクのドラッギンなんかもアリらしいけど、岸際のマジュチュ師だから引き出しが少なすぎてダメなオレでした。もっといろんな釣りをしないとダメだね~。
結局最初の1匹が最大魚。でも34cm・・・。
狙っているわけじゃないんだけど。ラージ。